見出し画像

デザインのあしらいワークショップを開催した話

こんにちは、クリエイティブ部のカワムラです。
もうすぐ夏ですね。もうすでに干からびそうです。

さて、今日は先日開催した「デザインのあしらいワークショップ」のお話をしようと思います!

ワークショップを開催した背景


今回、なぜこのワークショップを開催しようと思ったかと言うと、「クリエイティブ部全体のスキル向上」を目標に掲げているからです。

メーカーのインハウスデザイナーだとあるあるだと思うのですが、外部のデザイナーと関わる機会がほとんどないため、なかなか新しいデザインを作ったり、他のクリエイティブを見たり、比較される機会があまりないのです。つまり、デザイン力を向上するには、自分達で技術や知識を高めていく必要があるのです。

そこで、元々一般大学卒のど素人デザイナーだった私が、「デザイナーです」と言えるようになるまでに勉強してきたことを、簡単にですが、クリエイティブ部に共有できればいいなと考えたのです。

というわけで開催されることとなった「デザインのあしらいワークショップ」をご紹介していこうと思います!


そもそもあしらいって?


「あしらい」と聞いてピンとくるでしょうか?
デザイナーになりたての頃の私はあしらいとはなんぞやも分からず、とにかく手当たり次第デザインに関する本を読み漁っていました。

そんななか出会ったのが「あたらしい、あしらい。」という本です。

「なんとなくのレイアウトはできたけど、なんか物足りない」
「参考見ながら作ったのに、なんかちょっとダサい」
こんな悩みを解決してくれるのがこの「あたらしい、あしらい。」でした。

今回のワークショップはこの本の内容を引用しながら、あしらいとはなんぞやについて勉強していきました。


この本の中では、あしらいとは

と書かれています。
要は、テキストや写真などを除いた、それ以外の細かい要素のことを指します。実はこれがデザインにおいてかなり重要な要素なのです。

デザインを作る時、見る人にどんな印象を与えたいか、どこをどういう順番で読んでほしいかなどを考えながら作っていきます。その際に、デザイナーの意図通りにユーザーを動かす要素になるのが「あしらい」です。

つまり、こちらの意図を伝えるためには必要不可欠な要素!ということになります。


実際のワークショップの様子


さて、では実際に行ったワークショップの内容をお話しします。
ワークショップの内容は、本を参考にしながら実例を組み込んで、いろんなデザインに使われているあしらいを見て学び、その後手書きでバナーを作るという内容です。

人前で話すのが不慣れで、とてもたどたどしいワークショップとなりましたが、みなさん真剣に聞いてくださってありがたかったです…

バナーを作るワークでは、弊社商品の美白クリーム「ハクアージュ」を題材に、架空の企画「ハクアージュを買って100万円を当てようキャンペーン」をPRするバナーを作成していただきました。
(こんな大盤振る舞いなキャンペーン、いつかやってみたいですね…)

薬用美白クリーム ハクアージュ

実例で学んだあしらいや、普段のデザインで使っているあしらいなどを取り入れながら、みなさん各々の思うキャンペーンバナーが出来上がりました!

クリエイティブ部メンバーの手書きキャンペーンバナー

同じキャンペーン内容でも、作る人によってかなり印象が変わりますね!他の人のデザインを見ることもいい刺激になります。

ワークショップに使用したスライドも乗っけちゃいます。
デザイナー向けではあるものの、かなり入門編的な内容にはなっているので、ノンデザイナーの方にも見ていただければ幸いです。デザイナーがどんな視点でデザインを作っているのか、少し覗けるかもしれません。

さいごに


いかがでしたでしょうか?私たちの商品が、ちゃんとお客様に届くようなデザインを作れるように、クリエイティブ部は日々勉強しているのです。

お客様と直接接する機会はあまりありませんが、商品のページや商品に同梱されているチラシなどさまざまな場所で、デザインを通してこれからもお客様と関わっていければなと思っております。

長々とお付き合いいただきありがとうございました!また次のnoteでお会いしましょう〜!

この記事が参加している募集