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文学フリマ札幌、ありがとうございました!

9月22日(日・祝)に札幌コンベンションセンターで開催された文学フリマ札幌に来てくださった皆さま、ありがとうございました!

ブースに遊びに来てくれて、本を買ってくれて、本当に嬉しかったです!

『きょうも芸の夢をみる』『第一芸人文芸部 創刊準備号・創刊準備二号』が多くの皆さまの手元に届き、読んでもらえることが幸せです。

また告知の拡散などに協力してくださった皆さまもありがとうございました。

文学フリマはいつも大きな期待と、来てくれるのだろうかという大きな不安に包まれながらの参戦です。

準備は執筆以外にもX・noteでの告知や、僕たちの場合はメディアへの出演や、standFM・『俺の推し本』などの番組があげられますが、準備をいくらしてもやり切ったとは思えません。

ホームグラウンドではない場所での参戦はなおさらです。

コンベンションセンター、広くて開放感あって良い会場でした
会場の様子

11時の開始直前に会場に到着し、バタバタで用意して見本コーナーに本を置いた時にはもう始まっていました。

会場前〜始まってしばらくは緊張感があり、何人かブースに来てくれるとしだいにリラックスできました。

会場は広くて、ごった返していたわけではないですが、お客さんが絶え間なくずっといて楽しんでいました。

「いつもYouTube見てます」「sutandFM聞いてます」「北海道に来てくれてありがとうございます」「旭川から二時間かけてきました」

そんな嬉しい言葉をたくさんいただき、感謝してもしきれません。

また第一芸人文芸部を知らない人もかなり多く、ブースに来てくれました。見本誌を見てくれた人、名前がなんとなく気になったから来たという人、中には僕から話しかけた人もいます。

周囲の迷惑にならない声で「こんにちは〜」「芸人です〜」「少しだけでも読んでみてください〜」と声をかけていると、反応してくれる方がいたり、「お兄さんずっと頑張ってたから」と最後の最後にブースに立ち寄ってくださった方もいました。

本当にありがとうございます。文フリ札幌に参加させてもらって良かったなと心から思わせていただきました。

第一芸人文芸部のブース

全ては北海道でこれまで地道に文学・文芸の活動を盛り上げてくださった皆さま、活動されている皆さま、これまで文フリに参加した皆さま、スタッフの皆さまのおかげだと思っています。脈々と受け継がれてきた北海道の文学フリマに参加させていただけてありがたいです。

僕は北海道が好きで、ここ5年で北海道に来たのは7回目です。利尻島・稚内・旭川・北見・網走・知床・根室・釧路・帯広・襟裳岬・積丹半島・札幌・小樽・余市・函館など、いろんなところを巡りました。春夏秋冬来ています。

さらに振り返れば、高校の修学旅行では夕張でスキーをして、札幌の街で自由行動をし、白老のポロトコタン(現:ウポポイ)でアイヌ文化を学びました。

二十代の頃、名古屋の番組ノブナガのロケコーナーに出演していたときには、寝台特急で東京〜札幌に来たり、支笏湖周辺でマラソンをしたり、何かと思い出がたくさんあります。

自著『きょうも芸の夢をみる』の最後の短編『藍情』は、大部分を北海道で書きました。

全て書き終わって自分へのご褒美で、人生初の雪まつりに来ていたときに、「あと一本書きましょう」と編集さんから連絡が来て、まじかよ、と思い札幌のホテルで書き始めました。おかげで短編集を締めくくるにふさわしい一作を仕上げることができました。

僕は旅行に行くたびに本屋さんに立ち寄って、その土地にちなんだ本を買っています。

文フリ札幌では以前北海道で買ったオホーツクの民話、アイヌの本、ヒグマの本、網走監獄脱獄囚について書かれた小説も売られていて、なんだか嬉しく思いました。地元を愛し、地元について書くことは他地域の方を惹きつけるし、文学の第一歩だなと再認識しました。

最終的な来場者数は1428人で、これまでの札幌開催で最多だったということでした。その場に立ち会えたことを嬉しく思います。

#文学フリマで買った本  でみなさんが買った本を見られて楽しい

文学フリマが終わった後は“幸福な疲労感”に包まれます。これがまた格別です。基本的に立っているので足はフラフラ。今回は朝早かったので眠気も一気に押し寄せ、すぐにホテルに向かい爆睡していました。

また新しい作品を作って、札幌に戻って来れたらいいなと思います!

次回は、10月27日に文学フリマ福岡に出店予定です!
九州の皆さま、ぜひ会場に遊びにきてください!

深夜にすすきのでソフトクリーム


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