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ショートショートトーキョー 第6話『東京大学理科四類』が公開!!+執筆後記

FANY Storyで連載しているショートショートトーキョー。
東京を舞台に、一話読み切りのショートショートを綴っています。

ほんとたくさんの人に読んでいただいて嬉しいです!
ありがとうございます!引き続き、ブックマーク+感想もお待ちしています!


都市伝説だと思っていた東京大学理科四類、その入試問題の価値とは


第6話『東京大学理科四類』の舞台は、文京区・本郷
駅で言うと“本郷三丁目”です。
日本の中でもかなりアカデミックな街で、東京大学が本郷キャンパスを構えています。有名な赤門もあります!

東京大学は
文科一類・文科二類・文科三類
理科一類・理科二類・理科三類と別れていて
医学部に進学できる理科三類(理三)が最も難易度が高いことで有名ですが、

今回はそれより難しいとされている理科四類を設定に書きました!

どんな問題が出題されるのか?
闇に隠されている問題用紙の価値は?

↓↓

過去作はこちらから読めます↓↓

執筆後記

※)本文を読んでから読むのをオススメします!

実は元ネタがあって、15年くらい前mixiをやっていた時に「東京大学理科四類」というコミュニティがあったんです。
そこでは参加者が自由に架空の学部「理四」の問題を考えたり、こんな卒業生がいると書いたり、「俺、卒業生だけどなんか質問ある?」みたいな人が現れたりしていました。

ネタですね。

面白くて、たまに見たり、僕も書き込んだりしていたんです。

それをずっと覚えていて、あれが忘れられるのは勿体無いな〜と思っていました。

それでショートショートを書き始めた時に、設定をサンプリングして、1000字くらいの作品として書いたことがあったんですが、長くしたら良い物語になりそうだぞって予感がしていたので

今回、気合い入れて書いてみようということで10000字くらいの小説にしました。ちょうど受験の時期なので!

受験生の方、頑張ってください!!
応援しています!!

そして物語の後半

夏目漱石が出てくるのですが(この『三四郎』、三丁目、四丁目を思いついたときは、よっしゃ!これで書ける!となりました。去年『三四郎』読んでおいてよかった!)

なんと公開したあと流れてきたXのポストで、今日(2月21日)が「漱石の日」だと知りました!

びっくり!!
めちゃくちゃ偶然!縁起が良い!テンションあがる!

ほんと書いてよかったし、めちゃめちゃ良い日にリリースできたと思います!

ちなみに僕は文学博士も肩書きも欲しいです!!

雑記

ショートショートトーキョー6話まで書き終えて、約5万字になりました!
引き続き楽しみながら書きます!

港区、新宿区、渋谷区、豊島区、東京湾、文京区とうまい具合に分かれています。

最初の港区、というのは『口(くち)』という話で、舞台は品川駅なのですが、品川駅って品川区じゃなくて港区なんです。

同様に目黒駅は目黒区じゃなくて品川区です。

鉄道敷設時に住民の反対にあって計画より駅の位置を移動することになってこんな状況になったらしいのですが、
なんと今回調べていたら、本郷三丁目駅は本郷二丁目にあることがわかりました!

これはなんで?

東京メトロホームページ

調べたら、事務所は本郷二丁目だけど、主な出入り口は本郷三丁目だからっぽい。

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ファビアン_ ✍🏻第一芸人文芸部
面白いもの書きます!