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#現代アート
【書評】後藤繁雄 著 『アート戦略/コンテンポラリーアート虎の巻』コンテンポラリーアートは再接続で成り立っている
本書は、簡潔にいえばコンテンポラリーアートの解説本なのだが、読み終えた感想は「まるで哲学書」である。そのため簡単にとはいかないが、しかし丁寧に読めばコンテンポラリーアートについて理解できるよう構成されている。
著者の後藤繁雄氏は、京都造形芸術大学で教授を務めながら、アートワールドの発展のため新たなアート教育を模索しつつ、アートフェアに積極的に関わるなど、最前線で活躍しているクリエイティブディレク