気がつけば2人
先月末から派遣会社の紹介を受けてコールセンターで働き始めましたが、気がつけば自分の同期は年上の男性だけになっていました。つまり、残ったのは2人。
同期は9人だったのが、二日目から来なくなったのが3人、一週間後に来なくなったのが1人、唯一の女性も三週間後に家庭の事情で辞めざるを得なくなり、残った4人のうちコールセンター経験のない2人が電話を取ることなく先週で派遣を切られた・・・という流れ。
「残ったの我々だけですよ」
朝礼前に2人で顔を合わせて苦笑い。
言葉遣いや電話マナーもさることながら、相手の状況を短時間で把握しなければいけないだけに、頭も意外と使う仕事だったりするんです。座学が二週間続いたりロープレを何度も繰り返しても上達しなかったら、電話を取れない当人はいろいろと思うところが出てくるでしょうね。派遣会社から“かかってきた電話を取るだけの簡単な仕事”なんて紹介されて軽い気持ちで来たのかもしれないけれど、実態を知れば知るほどそうではないと気づいたのでしょう。
そんなわけで、今日から新人が入ってきて座学研修から始めていました。そう、一ケ月前の自分と同じなわけですが、今回は6人の予定が4人しか来なかったらしいのです。自分も以前の会社では派遣会社から来た人を受け入れる立場だったから、一日で来なくなる人は見てきました。けど、当日ドタキャンというのは経験がなかったから、自分は関係ないとはいえ「人間としてどうかしている」と思ってしまいました。
どの業界・どの会社もそうなのかもしれませんけど、長続きする人は長続きする一方で、長続きしない人は本当に長続きしないですよね。短期間で辞めていく人が出るのは仕方ない面があると思うものの、0日というのは開いた口が塞がらないですよ、まったく。
それとともに、わずか一ケ月後に自分に“後輩”ができたことにも驚きです。まあ、9人が2人になってしまえば人事計画も狂うわけで、別な人を雇うのもさもありなん。だからといって先輩風を吹かすつもりはなく、むしろ他の先輩方に知恵を拝借してついていくだけです。
明日は休みだから、明後日からまた頑張ろうっと。