雰囲気は会社の外

自分は今日が仕事始め。イコール、会社も今日から仕事始め。
お互いに「明けましておめでとうございます」と挨拶したけれど、正月の雰囲気はそれだけ。しめ飾りが飾られているわけでもなく、鏡餅が置かれているわけでもなし。自分自身も“三連休だった”という感じしかしないから不思議なもの。大みそかは『笑ってはいけない』を見ていたし、元日も初詣に行って届いた年賀状を眺めていたし、2日も姉夫婦と甥っ子が家に挨拶に来たし、人並みの年末年始は過ごしていたんですけどね。
なので、お正月の雰囲気は会社内より会社の外のほうが感じられました。まあ、まだ三が日のうちですしね。

その1:
通常使うビルの出入口は封鎖されていました。出入りするには通用口から警備員室の横をすり抜ける必要があるのですが、自分は最初わからずウロウロしてしまいました。警備員が不在だったのと、責任者の一人と偶然会えて「こっちだよ」と誘導されたので、不審者扱いされることもなければ遅刻もせずに済みました。

その2:
昼休みに外に出ると、お父さん・お母さん・子供2人という4人連れがJR札幌駅方面へ向かっていました。子供2人が大きなスーツケース2個をゴロゴロと楽しそうに押しているあたり、子供たちにとっては帰省も楽しい旅行のうちだろうと思えました。

その3:
勤務を終えて地下通路を歩いていたら、韓国のおばちゃん3人組が自撮り棒片手に歩いていました。けど、そのいでたちが、毛糸の帽子に、もこもこのダウンジャケットに、厚手の手袋って・・・ちょっとオーバー過ぎやしないかと思いました。韓国もそれなりに寒かろうに。

その4:
同じく、夜6時過ぎに札幌駅の地下通路を歩いていたら、暗い表情でスーツケースを引っ張っている女性とすれ違いました。最終の飛行機や特急に間に合う時刻だから、きっとたぶん、これから帰省先の札幌から赴任先へ戻るのでしょう。自分も3年前がそうだったから、気持ちは透けてわかりました。

さ、明日も自分は仕事。またいつもの朝ラッシュが戻ってくるのかしらん。

(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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