見出し画像

マラソンペースが乳酸性閾値(LT)になるランナー、ほぼほぼいない説

「マラソンのペースは乳酸性閾値」とよく言われます。
※乳酸性閾値=Lactate Threshold(LT)

しかし、不正確な表現だと私は思います。

ここでは、単に誤ったペースで入り大失速してしまったランナーや、脚を攣って痛みを抱えながら何とか完走したランナーの例を持ち出して屁理屈を言うのではなく、より根本的な次元から、「マラソンのペースは乳酸性閾値」が一般化できない背景を説明します。


難しいお話になりますが、興味のある方はどうぞ。


ここから先は

8,190字
この記事のみ ¥ 400
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

執筆家としての活動費に使わせていただきます。