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学習心理学で、「トークン」の意味を再認識。

最近「心の健康」も大事だとすごく思うようになり、心理学の勉強を始めました。
前から河合隼雄さんの著書は、何冊も読んでいるぐらい興味はあったんだけど…。
でもなかなか大学に通い直す暇もないので、「こころ検定」に手を出し始めました。


で今4級のテキストを読んでいるんだけど、まだまだ心理学のさわりの部分。

だけど、それでも若い時みたいに、記憶力もないし、時間もない。
ということで、試験に受かるのは大変そう。

でもでも、私には今まで培ってきた経験がある。
子育てや教職経験を活かして、当てはめながら勉強できるのが強みだなと思ったので、当てはめながらアウトプットしていきたいと思いnoteを開きました。

で今回は「学習心理学」の中の「汎化」について。
「汎化」って、一旦獲得された行動が少し異なる刺激でもちゃんと起こる(できる)、ってこと。

そして、「汎化ができるようになって初めて意味のある教育だ」っていうのは、特別支援学校ではよく言われることです。
これは、例えば、「学校で先生には挨拶ができても、日常生活で挨拶ができなかったら意味がないよね」とか「ただ授業でお金の勉強をしても、実際の生活のお買い物で活かされないと意味がないよね」ってことなんだけど。

でも言うのは簡単でもなかなか難しいこと。

でどうしたらできるかっていうと、パブロフの犬の実験が有名なように、やっぱり「繰り返し」なんだなっていうのがこの学習心理学(行動分析学)の考え方。

そしてどうしたら「繰り返し」できるかというとやっぱり「強化子」が大事だってこと。
これが療育とかでよく聞く「トークン」ってことですね。

行動には
「生まれつきそうなるようにできているから」
「行動によって強化子が得られるから」の2つの理由があるというのが学習心理学の考え方。

ということは、ほとんどことが何かしらの「強化子」があって行動しているってこと。

だからこそ、自閉傾向があったりして、「その行動が何のために必要なのか理解しづらい子が、その行動を学ばなければいけない時」に有効になるのだなと思いました。

そして、発達障害や自閉症の子どもたちの「強化子」を何にするのか、そしてどの場面でもその「強化子」が統一される必要があるなということを、この学習心理学の項を読んで、再認識することができました。

で、ここで一つ覚えておきたいのが、「強化子」がなくなると、しばらくしたら行動が「消去」されるということ。

なるほど〜。だから「中学部の時はできていたのに」とかいうことが起こるのか。

ただ、これは完全に消え去ったかというと、そうではないので、もう一度刺激があると、復活できるみたい。
なので、一から学び直しにはならないのはいいなと思いました。

「トークン」を再認識したので、子育てにも上手に使っていきたいとも思いますが、
「感情心理学」の分野では、「外発的動機づけ」と「内発的動機づけ」が出てきます。
それと合わせると、なんでもかんでも「強化子」(例えば、テストで100点取ったらご褒美)などは危険かなとも思いましたので、またそこは後日勉強して考えたいと思います。



また、少し話は変わりますが、
ギャンブル依存等を解決するために、「刺激ー反応ー強化子」の流れに沿って理由を考えるということもあるそう。
このことについても、時間があるときに調べてみたいと思います

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