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ゲーミング縁2020 -eスポーツキャスターになって2年半となりました-

ゲーミング縁(えにし)とは

ゲームを通じて培った縁の事である。

この記事をご覧頂きありがとうございます。所謂eスポーツキャスターとしてゲームイベントの実況やMCを行っているふーひと申します。好きな果物はマンゴーです。

2020年、皆様お疲れ様でした。まずはこうして記事を書けている事に感謝します。お陰様で、eスポーツキャスターとしてもまだ歩いていれる状態ですし、そもそも今年は生きてるだけですっごく偉いし幸運だと思う。
活動開始して2年半、今年もどんなお仕事をさせてもらったのか残しておこうかなと思います。去年の振り返り記事が10000文字超えるとんでもない事になったので、今回は短めに…したい………簡単な振り返りのつもりで、特に印象強いものを簡潔に記します。何卒お付き合いお願い致します。

まだ平和だった1月~3月

「ZENONZARD BReAK」
2020年はDCGアプリ、ゼノンザードからスタートしました。
これは大会ではなく選ばれたユーザーがオフィシャルサポーターの霜降り明星さんやゲーム内に登場するボスAIに賞金を懸けて挑戦するという番組で、その模様を実況させて頂きました。

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テレビでも放送され、僕のテレビデビュー作として思い出深い番組です。自分ちのテレビで自分を観るの、なかなか不思議な感覚。
ゼノンザードは同時に始まったオンライン大会「ワンダードリーム杯」も実況させて頂いたり、この頃からかなり深くやりこんでいきましたね。
そんなゼノンザードブレイクはこちら

「EVO JAPAN2020」
3回目の開催で恒例となりつつあるEVOJAPANもありました。こういう大きなタイトル合同大会って自分はめちゃくちゃ好きなので、毎回関われているのはとても嬉しい。

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タイトルは去年に引き続きソウルキャリバーⅥの実況を担当しました。今年はプレイヤーさんを解説としてお招きする形で行い、計4名の選手と一緒に喋りました。
親交あるプレイヤーさんとご一緒出来るのも嬉しいし、毎回別の方と喋る上での合わせ方等も必要になり、色々実りあるイベントでした。
EVOJAPANはタイトルや予選/決勝によって配信チャンネルが違いますが、こちらから探せるはずです。

「ドラゴンボールファイターズワールドツアー2019/2020 決勝」
実況です。シーズン2ワールドツアーの締めくくりとなる大会で、選手達はフランスで戦っていました。
このイベントは初日のLCQ(当日予選)から配信して決勝と合わせて2日間行いました。1日目は12…13時間くらい?の配信時間に及び、実況解説陣も中々ハードな戦い。僕含め4人いたので交代で休憩は取れたんですが、試合が面白すぎて誰も積極的に休もうとしてなかったの面白かった(休憩行ったあくあさんが5分くらいで戻ってきたと思う)
1日目は朝6時くらいに終わってまたその日の夜に2日目がありましたが、僕はその間に1件「ぷよぷよ」の実況もさせて頂き、結構な過密スケジュールで動いていました。大変だったけど楽しかったです。休む間も無いスケジュールで動いている時が一番生を実感する。
大会自体も初日のLCQを勝ち抜いた立川選手の涙をはじめ、かなりドラマチックなシーンが多い良い大会でした。興味ある方はこちら

「ウェルプレイドリーグ ぷよぷよ 決勝配信」
MC兼実況を務めさせて頂きました。
僕の所属するウェルプレイドが主催するウェルプレイドリーグのぷよぷよ部門で、2019年から長いスパンで大会を行っていったその決勝になります。
番組内で企画された解説者の方による「誰でもぷよぷよを楽しめる観戦講座」がハチャメチャに解りやすくて、僕自身現場を重ねる度に詳しくなれました。観戦講座は全タイトル導入すべき。
ぷよぷよ、ルールはシンプルで誰が見ても楽しめるタイプの作品だと思っているので、名前だけ知ってる!って方こそ是非見てください。僕たちの想像を超える「ぷよぷよ」がそこにあります。こちらから。

「ZENONZARD ONLINE FES」
ゼノンザードを遊びつくす、12時間越えの生配信!
ゲストで出させて頂きました。ゲームウィズのイットさん、ぴなぱうさんと共にゼノンザードを遊びつくしました。
このイベントは実況というよりは僕自身もプレイヤーに近い形で参加し、沢山ゲームしました。人にプレイを見て頂く機会はかなり久々。
余談ですがこの番組に出演する前日にレジェンドランク(最高ランク)に辿り着き、番組でかなり祝福のコメントを頂いたの嬉しかったです。ゼノザ民、あったかい。番組はこちら

虚無の4-6月

この辺からコロナにより徐々に予定されていたイベントやツアーの中止も発表されていた時期だったかと思います。
僕も3月頃からコロナの影響を受け始め、大阪のREDEEに行く機会を2度失なった事を皮切りにすっかり仕事が無くなっていきました。同時にまだまだ自分は「イベント」の場が無ければ何にもなれない存在なのだなと思い知り、色々足りないものを自覚した時期でした。
何かしなければ…と縋る思いでオンライン大会を主催したり、英語を勉強して過ごしたと思う。英語難しすぎない?

「オンライン化」が進んだ7-9月

「ミニ四駆超速GP スーパーグレート超速グランプリ」
懐かしのホビー「ミニ四駆」のアプリ「超速グランプリ」の大会です。
このゲームはプレイヤーの手が入れられるのはレース開始前のマシンセッティング(パーツの付け替え)だけで、レースが始まったら後は上手く走る事を見守るしかありません。そしてそれがめちゃくちゃ面白い。
ほんとにレース実況のイメージで、パーツ性能を覚えつつボートレースとか競馬の実況を見て勉強してました。
イベントにはゲストとして本家ミニ四駆レースの実況を務めている「MCガッツ」氏も登場し、本家実況に見守られながら実況するというなんとも光栄かつ緊張感のある経験でした。
ミニ四駆は9月にTGSオンラインで行われた番組にもMCとして出演し、JOYさんや及川奈央さんとご一緒しました。TGSは大好きなイベントなので、今年も関われたのは嬉しい嬉しい。

「日本格ゲーメーカー連合会」
MCをさせて頂きました。格ゲーメーカーのスゴイ人たちが一同に会してトークや新情報に関する発表を行うというほぼ前例が無いくらいの現場で、運営の人達からも「どうなるか想像もつかねえが頑張ってくれ…!(意訳)」と伝えられていましたが、いやぁめっちゃ面白かったですね…!

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偉人の中に放り込まれた図。僕も格ゲープレイし始めてそれなりに時間経った身ではあるので、めちゃくちゃ光栄でした。そりゃMCの立場忘れてファンボにもなっちゃう。
前半のテーマに沿ったトークも「ここでしか聞けない」面白さがありましたし、次々と色んなメーカーの新情報を観る事が出来るのはやっぱり幸福度が高い。合同でイベントを行う事が難しくなった今、こういった場が用意されたのはとても嬉しい。またあるといいなぁ。この番組は各メーカーさんのチャンネルから配信されたので、ぜひ。

「ヴァンガードZERO チャンピオンシップ」
実況しました。人気TCGとして歴史のある「ヴァンガード」のアプリで、DCGとしては2タイトル目になります。
既に多くのカードプールがあるこのヴァンガードは実装カードも多く、ひたすらにカードを覚える作業でした。
ヴァンガには「今日のカード」というコーナーがあって、そのカードの設定だったり人となりといった性能以外の部分が多く紹介されていて、そこのチェックが楽しかった。

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ミニゲームとして番犬ガオガオや黒ひげ危機一髪を何故か実況した、秋のCSはこちら。ヴァンガは冬にもCSが行われるので何卒よろしくお願い致します。

ノートが8冊増えた10-12月

「ソウルキャリバーオンラインチャレンジ:JAPAN」
実況です。久しぶりのソウルキャリバー!この回ではこれまた久しぶりにBNEのおおさかさん・マステルさんとご一緒したのも嬉しい座組でした。おおさかさんは僕の師匠のような存在です。
この大会の少し前に各キャラのバトル調整も入っていて、そこを重点的に調べつつ、EVOJAPANから約9ヶ月ぶりの大会で選手達のプレイがどう変化したのかを追いました。キャリバー面白い。
番組内ではオリジナルアイテム、ソウルキャリバーTシャツの宣伝も行われました。興味ある方はこちら

「ZENONZARD THE ZENON ファイナル」
ゼノンザード初の公式大会「THE ZENON」3つの予選ステージを勝ち抜いてきた8名による決勝トーナメントです。
この大会も10時間による長丁場でした。他の演者さんは交代交代だったりでしたが、僕は実況という立場上ずっと出ずっぱりでやらせて頂いた事もありかなり楽しかったです。
ゼノンザードはカード1枚1枚の設定が凝っているので、繋ぐ時間で話すネタも豊富でやりやすかったです。特にフレーバーテキストを絡めた話がユーザーさんにもかなり好評だったのも嬉しかった。
余談ですが大会の前日なぜか…本当になぜか一睡もする事が出来ず、マジの徹夜で挑みました。これは多分人生初。ですが万が一にも寝ないようにテンション高く行こう!と意識した結果緊張も無くなりハキハキした実況にもなって結果オーライでした。たぶん。
こちらから見れます。

「ARCREVO JAPAN ONLINE2020」
あーくれぼです。「UNI」「BBCF」「GG」「GBVS」「BBTAG」全5タイトルを実況させて頂きました。

この大会についてはこちらのnoteで詳しく記載されておりますので是非。各タイトルへの配信リンクも記事内に記してあります。既にかなりの反応を頂きとても嬉しい、ありがとうございます。
余談ですが10月は上記に記した「ソウルキャリバー」「ゼノンザード」の他、あーくれぼの翌日には「ヴァンガード」もあり、「あーくれぼ5タイトル調べながらキャリバーのアプデ内容とゼノンザード・ヴァンガードの環境/新カードを覚える」作業を並行しててとても充実してました。新しく8冊くらい勉強用ノート書いた。休む間も無いスケジュールで動いている時が一番生を実感する。

「esports 銀座 school ゲスト講師」
遂に講師になりました。コナミさんが運営するesportsスクールで行われた「イベント実習授業」で生徒さんが企画運営するイベントのMC・実況を行い、総括を生徒の皆さんとお話する…みたいな内容でした。

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生徒さんはイベント実習の他様々な授業を受けているみたいでかなりモチベに溢れてたので、将来どんな活躍するのかなとちょっとした楽しみになってます。この時実況したのは「ボンバーマン」と「オバケイドロ」で、どちらも初めてだったので良い経験でした。

「リアルタイムバトル将棋チャンピオンシップ」
ターン制を廃止した早い者勝ちのハイスピード将棋、RTB将棋の実況です。
発売した最初期に友人のわっち君と一緒にC4LANというイベントで大会をっ開いた事があり、遂に公式大会が開かれたか…という感慨と共に、それを実況出来るのは中々嬉しい事ですね。

「ドラゴンボールファイターズナショナルチャンピオンシップ」
DBFZシーズン3で行われた公式大会です。かなりの長期戦で毎週アツイ予選が約4国5地域で行われ、見応えのあるイベントでした。

こちらも詳しくはnoteに記させて頂きましたので良ければご覧ください。
日本だけでなく、他海外の大会も激アツかつキャラクターも日本とは違っているので別の面白さがありオススメです。
時間無いけど決勝だけ見たい!って方はこちら。

終わりに

以上です。
まだまだではありますが、それでもこの難しい情勢において沢山のタイトルからご縁を頂く事が出来たと思いました。本当にありがとうございます。お陰様で来年もまだまだ頑張っていけます。

今年一番の収穫としては「ユーザーさんってめっちゃ優しい説」を実感出来た事です。初めましてのタイトルも多くありましたがその全てで好意的に受け入れてもらえ、それがかなりの自信に繋がりました。
僕は自分の好きなタイトルを初めましての人が良く知らないまま適当に喋ってたらムッとしちゃうタイプの人間なので、そうならないよう用意された準備期間に対して「ユーザーさんから見て満足するとこまで準備出来ないだろうな…」と判断し断ってしまったタイトルも過去いくつかあったのですが、今後はもっと挑戦して良いんじゃないかと思えるようになりました。

「出来ないと思った事はちゃんと断る」っていうのはプロとして大事な事だと思っていますが「出来るかもだけど自信が無い事」に関してはもっとアクセル踏んでいこう!と思っています。
年明けからまた気合い入れて活動出来るよう色々準備していますので、良ければ来年も応援して頂けると幸いです。noteも出演したイベント中心に色々書きます。

仕事の準備ではyoutube上にあがっている有識者の動画を拝見する事も多く、日頃応援してくださる方や知識を広く共有してくださっている方など、沢山の方に支えて頂いている事を強く実感した年でした。
今年の活動を通して、実況者として「世界で一番多くのタイトルを実況したい」という思いが今とても強いです。
それに向けて来年も、既にご縁のあるタイトルを大事にしながら、様々なタイトルに挑戦しようと思います。どうか、よろしくお願い致します。

Twitterもフォローしてくださるととても嬉しいです!何卒!→https://twitter.com/Fuuhi78

来年は選手の皆さんと直接お会いできるイベントがまた開かれるといいなと思いつつ、それでは皆様、良いお年を。

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