人類最強決定戦、ドラゴンボールファイターズナショナルチャンピオンシップ
「ドラゴンボールファイターズナショナルチャンピオンシップ」とは
ドラゴンボールファイターズ(以下DBFZ)を代表するトッププレイヤー達による、熱き戦いの記録である。
ドラゴンボールファイターズって?という方はこちら
この記事をご覧頂きありがとうございます。所謂eスポーツキャスターとしてゲームイベントの実況やMCを行っているふーひと申します。好きな施設はゲームセンターです(最近は行けていません)
先日、DBFZの2020年最強決定戦となった「ドラゴンボールファイターズ ナショナルチャンピオンシップ」が行われ、MCや実況をさせて頂いておりました。
このイベントもめっちゃ面白かったのでnoteを開いております。何卒お付き合いお願い致します。
2020年のドラゴンボールファイターズ
2020年のDBFZは、正直かなり面白くなりそうだと思っていました。
シーズン3が発表され、各キャラ1つだったアシストが3つに増え更にバトルシステムに調整が入った事で、これまで戦いづらかった多くのキャラクターが強さを発揮できるようになりました。
今年はもっと色んなキャラの活躍が見れそうだなと思っていた矢先、誰も予想してない強いヤツが現れました。コロナです。
多くのゲームが影響を受けた事と思いますが、DBFZも例に漏れず。
予定していたワールドツアーも中止になり、このまま大きなイベント無く今年は過ぎ去っていくのかな、と思っていたところに発表されたのが今回紹介する「ナショナルチャンピオンシップ(以下NC)」です。
簡単に言うと、それぞれの国で一番強いヤツを決めようぜというイベントで、日本・フランス・スペイン・アメリカ(東/西)の5地域4ヵ国で行われました。
過去大会の戦績等を参考に各国8名の招待選手がトップをかけて争うイベントです。日本からはシーズン2ワールドツアーのファイナリスト8名が招待されました。
コロナの影響でツアーが出来なくなった事により生まれたイベントではありましたが、終わってみればかなり見ごたえがあるイベントでした。
まず形式ですが、8名総当たりで7週間かけて予選リーグをやります。そしてそのルールは5本先取。
基本これまでの大会は2本先取、多くてもTOP4あたりが3本先取になるくらいです。これは割とどの格ゲーも一緒なんじゃないかなと思います。少なくとも公式のイベントにおける3先以上の長期戦っていうのは中々見る機会が無いですよね。
選手にはその週戦う相手は知らされているので当然相手にフォーカスした対策を用意してきますし、対戦内容がかなり濃いものになる事は想像に難くありません。
実力が保証された招待選手達によるこのルール、面白くない訳が無い。
しかもそれが毎週ある。選手の皆さんにとってはそれはもうほんとうに大変だったと思いますが、見届けた身としてはこれまでのどの大会にも無かった見応えがあったなと思っております。
ほんとは予選の試合をイチからご紹介していきたいところですが、すんごい量になっちゃうので予選を勝ち抜いた後にある決勝プレーオフについて紹介したいと思います。
オフライン決勝プレーオフ
7週に渡る予選を勝ち抜いた上位4名の選手には、決勝プレーオフに参加する権利が与えられます。日本でプレーオフに残ったのは1位から順にGO1選手・フェンりっち選手・かずのこ選手・BNBBN選手の4名。順位が高ければ高いほど試合数が少なくなり、1位のGO1選手は一度5先を制すれば優勝のルールになります。
日本以外の3ヵ国はオンラインでしたが日本はオフライン。幕張で無観客で行われたジャンプフェスタの1コンテンツとして行われました。
お客さんもいないので寂しさはありましたが、用意された会場で行うイベントは今年中々無かったので、選手の人たちと顔合わせられるだけでも嬉しかったです。
選手同士がオフ対戦してる光景すら懐かしい。
本番当日はある程度こういう練習時間があったので、選手の皆さんも多少あったまった状態で試合に臨めたかと思います。
ステージもかなり豪華で、こういう用意された会場で試合をする選手を観るのは久しぶり。楽しみで気合いが入ったのを覚えています。
当日僕はMCも兼ねまして、実況はオオヌキさんと交代しつつ行いました。
少し脱線しますが、前日打ち合わせでスタッフさんに「最初の選手紹介は名前を呼んだ後、特徴を一言で纏めてカッコよく言い切って欲しいです。内容はお任せします(意訳)」と言われて僕が考える事になりめちゃ焦っていました!選手呼んだ後僕が言っているなんかそれっぽい文言は前日のホテルで生まれました、お納めください。
字が汚いのは見逃してください。
そして久々に見たオフライン対戦は、マジで本当に面白かったです。
オンライン予選の段階でも目立っていたGO1選手のガード力を始め色々な技術の精度がオンよりも勿論高い。
このゲームはドラゴンラッシュ(他格ゲーで言う所の投げ)が抜けられるかどうかでかなり話が変わってくるのですが、全選手ほとんどそれは抜けた上で、じゃあ投げの通用しない相手の滅茶苦茶固いガードをどう崩すかって展開は解りやすく面白かったです。
特にGO1選手の出番となった決勝戦では、「マジどうやってダメージ与えるんだ…??」みたいな空気がそこかしこで溢れてるんでまだの方は是非見てみてください。
誰がGO1選手にたどり着き、どちらが優勝したかまで見届けて頂けると幸いです。最後の最後までどっちが勝つか解らない名勝負な事を保証します。
そんなJAPANプレーオフ決勝配信は→こちら
終わりに ~2021年のドラゴンボールファイターズ~
そんな感じで無事終了したDBFZNCJAPANプレーオフでした。
今年はオンラインイベントが多く選手は自宅から参加がほとんどなので、選手の顔が見れる事ってあんまり無かったんですよね。
今回MC席が選手の表情が良く見える位置だった事もあり、対戦中の表情の変化とか、イベント終わった後に「あそここうだったよね」って試合内容やゲーム内容について話し合う選手達を見て、「めっちゃいいな……」って思ってました。
オンラインでも大会があるって事は本当にかなり有難い事なのですが、それでもやっぱりオフは良いもんだという事を再認識しました。戦っている画面の向こうにいる「人」を見たいしその様子まで届けたいよね…
予選でイチからオープントーナメントをオフで!ってのはまだまだ難しいと思いますし、なんならどんどん予断を許さない状況にはなっていますが、せめて決勝に勝ち残った数人をオフで呼ぶ、くらいはもっと出来るような世の中に落ち着くことを祈るばかり。
それでも今回のイベントはこの情勢下でもまだまだアツイ試合が見れるっていう希望になるようなイベントだったと思います。
7週以上に渡り激戦を繰り広げた選手の皆さんは本当に本当に大変だったかと思いますが、良い試合をたくさん見せてくれてありがとうございました。
お時間ある方は是非予選も見てみてください。決勝には残らなかったものの、まっど選手、マトイ選手、立川選手、B選手も含め8選手全員がアツイ試合を見せてくれました。
さてそんなアツイ戦いが行われたDBFZですが、これで終わりかと言えば全然そんな事はありません。
新キャラとして1/15日にスーパーベビー2、そしてその後には超サイヤ人4ゴジータの参戦が決定しましたーーーやったーー🎉
ゴジータの映像はほんとに一瞬なのですが、それでも滅茶苦茶カッコイイ(バックのBGMもカッコイイ)ので是非PV見てみてください。→こちらです
更に
新イベント発表!やったーーーー🎉
こちらは詳細はまだまだこれからなのですが、3月ごろに
「ドラゴンボールファイターズ」
「ドラゴンボール超CARDGAME」
「ドラゴンボールレジェンズ」
のDBゲーム3タイトル合同オンラインイベントが開催される模様です。内容はまだ解りませんが、イベントの発表があるだけでも嬉しい。レジェンズはPVP中心のスマホアプリで、僕も過去に世界大会を実況させて頂いた事があるので合同になった事も嬉しい。うまい事ファイターズと両立して関われねえかな…と狙っております。
イベントの終わりに新キャラから次イベントの発表までしてくれるの本当に最高。ありがとうバンダイナムコエンターテインメント…
という訳で2021年もDBFZはアツくなります!最近はコミュニティ大会が活性化したりMildomさんで公式番組が始まったりと色々な動きもあるので、僕も実況として盛り上がりの一助になれたらなと思います。
それでは次のイベントでお会いしましょう。今後も何卒よろしくお願い致します。
良かったらTwitterもフォローしてくれるととても嬉しい!です!何卒!!→https://twitter.com/Fuuhi78
おまけ~これだけは見てくれ~
日本のNC中心に語っていましたが、今回のNCでどうしても見てほしい一人がフランスのWawa選手です。
この選手少なくとも競技シーンで活躍している選手の中では一番多くのキャラ・チームを使える選手で、今回のNCでも毎週毎回キャラを変え、恐らく10チーム以上使いこなしています。
多くのキャラを観たい!って方は是非フランスのNCも見てみてください。決勝プレーオフでも暴れています。
フランスプレーオフは→こちら
日本DBFZ公式解説あくあさんによる公認ミラーは→こちら 日本語の雑談ベースで見たい方はこちらからどうぞ。
それではまた。