「リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト」を始めて1ヶ月、感じた面白さと難しさ
「リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト」とは
世界中で遊ばれている大人気オンラインゲーム「League of Legends」をモバイル向けに再構築した、異世界マルチバトルである。
公式サイトはこちら。
ご覧いただきありがとうございます。eスポーツキャスターの水上です。
今回はいつものイベントレポートでは無く「リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト(以下ワイリフ)」をプレイしてみた、という内容です。
というのも僕はこれまで「MOBA」と呼ばれるジャンルのゲームをプレイした事が無く、今回のワイリフで初めて触った形になります。
これまでそれなりに色々なゲームをプレイしてきたので、「ジャンル丸ごと初めて」って結構珍しい状態である事に気付き。折角なら思った事や感じた事を記録していくのも良いなと思った次第です。
MOBAは面白い
令和にもなってまだそこ?と言われたらぐうの音も出ないのですが、今回まともにプレイして初めて、世界で遊ばれている「LoL」及びMOBAジャンルの面白さを実感出来たように思います。
僕が持っていたMOBA系のイメージは、受験の様な座学を得てようやくゲームに参加できるようになるというものでしたが、意外と見切り発車で対戦に旅立ってもなんとかなるという事が解りました。
勿論知識があるに越したことはありませんが、例えばバロンレーンで対面と戦い続けよう、サポートを選んでADCにひたすら着いていこう、といった行動だけでも最低限の役割はしっかり果たせる様に感じました。
「状況に応じて様々な判断を自ら下す必要がある」というイメージから「ひとつ自分で定めたルールに従うだけで戦える」までハードルが下がったのはとても収穫です。
マップ上には自分以外にも4人の味方と5人の敵がいるので、自ら試合を動かしにいかなくてもそのうち何かが起こります。その中で「人数有利だから一緒に戦ってみよう」とか「みんなバロンに行ってるからとりあえず一緒に殴ってみよう」という何となくの行動でも充分な達成感を得られ、MOBAの戦略・体感的な面白さはある程度感じる事が出来ています。
また、倒されても良いというのは非常に気楽な要素だなと思いました。や、勿論倒されると相手にお金が入ってしまうので倒される事が推奨という話では無いのですが、倒されても必ずリスポーン出来るのがとても優しいです。
復活に面倒な順序を踏む必要が無く必ずゲームに復帰できて、でも向こうにお金は入るから必ず不利にはなってしまうというのは、命の重さが絶妙なバランスで設定されているなと思います。自分が相手を倒せた嬉しさ・気持ちよさにも繋がっていますね。
歴史に裏付けされた奥深さと難しさ
調べようと思えばいくらでも調べる事があるのもまたゲームです。PC版「LoL」と合わせると10年以上続いているこのタイトルの歴史は、初心者にとっては高すぎる壁であり、深すぎる穴と言えるでしょう。
特に今回プレイをして感じたのが、始める上で大前提のセオリーであるチャンピオンの適正レーンについての情報が、ゲーム内チュートリアル等で全く得る事が出来ないという事でした。
「マークスマン」や「タンク」だけだとちょっと解らない。けれどチーム間でレーンが被ってしまうと目も当てられないので、味方のチャンピオンがどのレーンに行くのか把握が必要。必然的に大体のチャンピオンを頭に入れる必要があります。
なので解らない内はとにかくピック画面に入った瞬間「○○レーンに行きます」のメッセージを出して行きたいレーンを意思表示していました。逆に行くレーンのメッセージをくれる人は初心者にとって本当にありがたい。
その上で、選択制限時間内に「味方チャンピオンの名前 レーン」で検索をするカンニングタイムアタックを始め、敵味方のレーンを調べていました。情報を纏めてくれている全ての方に感謝申し上げます。
それに付随して、絶対自分の着きたい役割が空いているとも限らないため、複数キャラ使える必要があるのも一つの難しさでした。ですがこれについてはプラクティスモードで全キャラお試しが出来るため、性能や手触りを確かめてからチャンピオンを解放出来るのが親切、かつモチベーションアップに繋がった様に思います。今はジャングル以外のレーンは一応出来るようになったので、やりたいキャラで大体楽しめています。
ピック順が後半な時はすかさず「no jg」とメッセージを送ってジャングルが出来ない意思表示。人に支えられて生きています。
目標設定と今後もっと楽しむために
プレイを始めて大体一ヶ月ちょっと、現在はゴールドⅡまで辿り着きました。
サポートのブリッツクランク・ラックスから使い始めて、今はバロンをケネン、ミッドはオリアナとゼド、ADCはエズリアルで楽しんでいます。次はマルファイト、アリスターあたり練習したい。ジャングルはいつかやるので許してください。
今の目標はプラチナです。ですが当初の想定以上に楽しめているので、プラチナからエメラルド以降も目指して行きたいと思います。
そのための課題としては相性も含めたチャンピオン性能の把握と、劣勢のひっくり返し方の2つを感じています。
まずは性能についてですが、自分の想定以上に相手の性能を把握して戦略を立てる事が大事だなと気付きました。どのゲームでも大事じゃない訳無いのですが、それを感じ出すのが想定より速かったです。
「対面は○○で、このスキルが強力だからこう立ち回ろう」とかは当然として「相手が○○選んだからこのチャンピオン選ぼう」みたいな具合で、自分のチャンピオンも相手に合わせてカウンターで選べるようになると最善っぽいと認識しています。
ここは大変だけど理解できるようになると更にゲームが楽しめるポイントだと思うんで、結構前向きです。ただ、性能だけならともかくチャンピオン同士の相性・メタみたいなのは一人で調べるの難しそう。有識者ともお話したい所です。
もう一つの劣勢のひっくり返し方、これは結構切実です。
序盤でキル数とお互いの総金額に大幅な差がついてしまうと、どうしても消化試合の雰囲気が流れてしまう。
1ゲームの平均時間が大体20分かかるので、その時間ずっと負けるつもりで動き回るのはかなり苦しく、モチベーションに対しても大きなダメージに成り得ます。
なので結果的に負けるのは仕方ないにしても、劣勢になった時勝ち筋を見つけられるようになりたい。
どんなに細くてもプレイ中は光を見続けたいし、それが出来るかで楽しさの質がかなり変わってくるはず。どうすればいい??
他にもマップの状況把握とかアイテムの性能把握とか覚える事は山のようにありそうですが、上記2点に重点置きながら、プレイを続けて色々学んでいこうと思います。
前述した通りLoLもワイリフもMOBAも全てが初めてなので、色々お話してくれる優しい方は常に募集しています。やってるゲームは人と話したいよね。
色んなゲーム実況したりnote書いたりもしているので、良かったらTwitterのフォローもお願い致します。何卒!
→https://twitter.com/Fuuhi78
おまけ とりあえず前向きなチャットを送っています
ちょこちょこチャットで「noob」とか送られてこちらのモチベーションを下げようとしてくる方に出会った事はありませんか?
僕も何度か遭遇した事はあるのですが、「チャットでモチベが下がるなら逆に上げる事も出来るのでは…??」と思い、事あるごとに簡単なチャットで褒める試みを続けています。
英語による褒め方のレパートリーを増やしたい。
これの欠点は、文字を撃つ余裕がるのは大体自分が倒された時なので、キルされておきながらとにかく人を褒めはする調子の良いヤツみたいになる事です。
それではまた。