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世界に元気が溢れた1日「ドラゴンボールゲームズバトルアワー」のお話

「ドラゴンボールゲームスバトルアワー」とは

ドラゴンボールゲームが大集結した史上初のオンラインイベントであり、ドラゴンボールの魅力が満載な12時間×2である。

公式サイトはこちら

ご覧頂きありがとうございます。eスポーツキャスターの水上です。
先日、「ドラゴンボールゲームスバトルアワー」というイベントに出演致しました。こちらは「ドラゴンボールファイターズ(以下DBFZ)」「ドラゴンボール超カードゲーム」「ドラゴンボールレジェンズ(DBL)」のイベントをはじめ、歴代プロデューサーの方々によるチャレンジコーナーや12時間をかけてDBの名シーンを再現するジオラマ等様々な企画が行われました。

この記事では全てを余す所無く…と言いたい所ですが、僕が出演したのは「DBFZ」と「DBL」の2つとなりますので、そちらをお話していければと思います。この2つはそれぞれ「神龍アリーナ」と「大猿アリーナ」という別の配信チャンネルで行われました。どちらも載せていきますので、興味ある方は是非ご覧下さい。

「ドラゴンボールファイターズ」チーム&ドラフトトーナメント

まずはDBFZコーナーについて。DBFZはPS4をはじめとしてマルチプラットフォームで展開されている対戦格闘ゲームです。
こちらでは「チーム&ドラフトトーナメント」というイベントが行われましたが、これまでになく・かつここでしか見れないモノだったと思います。全Z戦士に観てほしいので、まずは詳細について簡単にお話致します。
去年の末に決着した「ナショナルチャンピオンシップ」というイベントを皆さん覚えておいででしょうか。
日本・スペイン・フランス・東アメリカ・西アメリカの4ヵ国5地域から代表選手を招待し、それぞれの国で最強を決める戦いです。

日本の最強はかずのこ選手で決まり、それぞれの地域でもアツイ戦いが繰り広げられました。
この大会の上位者を各地域から集めて、グローバルチーム戦をさせようぜという内容が今回のバトルアワーで行われたイベントです。
各国の1位選手を集めた「TEAM RED」
各国の2位選手を集めた「TEAM GREEN」
各国の3位選手を集めた「TEAM BLUE」
各国の4位選手を集めた「TEAM ORANGE」
がそれぞれ結成されました。

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これまでのDBFZシーンを観てきた方なら、この並びだけでもワクワクするのでは無いでしょうか…!
これを踏まえた上で、それぞれの国の4選手で総当たりを行い順位に応じたポイントを獲得して、総合ポイントの多いチームの優勝と言うルールです。
日本ならかずのこ・GO1・フェンりっち・BNBBN選手で総当たりしてポイントを争う。それを各国それぞれで繰り返す感じです。

加えて今回は「チーム&ドラフト」トーナメント。この「ドラフト」というルールも肝となって来ます。
これは事前に行われた「ドラフト会議」にて、「自分のチームが使えるキャラクターを獲得していく」というルール。

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選手の下に表示されてるのが各チームの獲得キャラクター。この10キャラだけでチームを選出する+どんなキャラでも一度は誰かが使わなければならないというルールで進行していきます。
なのでこの大会、必ず全キャラクターの対戦が観れて、相手とのキャラ被りが発生しないというルールになっているんですね。総キャラ数の関係で厳密には全キャラでは無いけどそれは置いておきます。

格闘ゲームにおいてはどうしてもシーンで良く見かけるキャラ・中々見かけないキャラが出て来ます。これは当たり前の事。
けれどやっぱり自分の好きなキャラが大会で見たいと思う人は多いでしょうし、沢山のキャラクターを見たいと言う人もいるでしょう。僕もです。
それでなくてもDBFZのキャラ達は、性能とは別の部分でどのキャラも「ドラゴンボール」キャラクターとしての魅力に溢れた作り込みがされている。
その全てのキャラクターが、強豪選手によって必ず個性を発揮する大会は、僕の知っている限りここだけだと思う。

だからこそ、例えDBFZを知らなくても、ドラゴンボール好きな人たちにこそこのイベントは観てほしいです。DBFZの魅力、ふんだんに味わえます。
勿論知ってる人にとっても「あの選手の使うこのキャラ」とか「普段の違うチームをどれだけ仕上げたか」であったり色々な楽しみ方が出来ます。

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かずのこ選手とフェンりっち選手の試合。懐かしのかずのこ青年悟飯と、そしてかずのこ選手がセル、フェンりっち選手がゴテンクスとお互いのメインキャラを交換する形になった組み合わせ。今回のルールによる面白さが詰まってて印象深いマッチでした。

今回日本人選手の試合開始は日本時間12時45分でしたが、放送開始の3時過ぎからずっと出演し、かつ凄まじい集中力で試合も盛り上げてくれました。本当にスゴイ方々。
チームメイトへの応援も熱が入っていて、フランス戦を観戦中とかはまるで修学旅行の夜かのようなテンションのあがりっぷり。選手達の声が放送に入っていないのが惜しまれるくらいに面白く、魅力的な姿でした。

イベント全体通して、記事内では語り尽くせないくらいアツイ試合の連続です。配信していた神龍アリーナチャンネルを置いていきますので良かったらご覧下さい。時間指定したので再生するだけで僕のお気に入り試合の一つがすぐ流れます。

3月12日には「超サイヤ人4ゴジータ」も追加されるドラゴンボールファイターズ。こういった公式大会は勿論、GO1選手や今回実況のあくあさんが定期的に大会を開催してくれているので、腕試しの場は沢山用意されています。

トップ選手が精力的に活動してくれているのもDBFZの魅力の一つ。今後もみんなで一緒に楽しんでいきましょう!以上、DBFZ編のレポートでした!

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「ドラゴンボールレジェンズ」-Ultra Space Time Shows-

続いては「DBL」コーナー。DBLはAndroid/iOSでプレイできる対戦アクションゲームアプリです。
こちらでは「Ultra Space Time Shows」と称して3つの企画が行われました。
・特殊ルールによる対戦がメインの「Another Showdown」
・DBLに関するクイズ番組「Knowledge Showdown」
・寄せられた質問に答えるQ&A「Ask!Stuff!!」
今回は対戦コンテンツである「Another Showdown」を中心に振り返っていきたいと思います。

このイベントには、2019年5月にラスベガスで行われたDBL初の世界大会「Showdown in LAS VEGAS」のファイナリストが招待されました。

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日本・フランス・台湾の代表選手達に加えて、日本とアメリカのYoutuber、「ネナロ」氏と「ライムスタイル」氏が参加し、計7名の「DBL」戦士が集いました。こちらもとってもグローバル。

そしてこの豪華メンバーに対して、なんと…

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「DBL」運営開発チームの方々が直々に挑戦状を叩きつけました。
開発陣が考えた特殊ルールの元、ゲスト達「チームレジェンズ」VS開発陣「チームBNE」によるチーム戦。それが「Another Showdown」!

結構すらすら綴っていますが、開発の方々直々にプレイヤーと対戦するってレアなケースだと思います。
ユーザーとしてはやはり開発はある程度上手くあって欲しいというのも本音かと思います。トッププレイヤーたれ、とは言いませんが、調整やキャラ追加が頻繁に行われるゲームだからこそ、開発陣にはゲームを「解ってて」欲しい。
公の場でゲームをプレイすれば、どの程度やり込んでるかと言うのはある程度解るもの。チームBNE、相応の覚悟を感じます。
そんな覚悟が伝わってくるチームBNEが示した特殊ルール、それは…

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「スマホ逆さ持ち」!!!!

上記しましたがDBLは対戦アクション。上下作用のスライド・フリック操作を始めとして、結構デリケートな操作が求められます。
その場ですぐ逆さにしていつも通り…というのは中々難しい。ですが「チームBNE」は既に練習済み。対戦したYUプロデューサーの練習風景は僕もバッチリ目撃しております。
こんな具合に、開発陣がトッププレイヤー達になりふり構わず勝ちに行く!という企画。勿論逆さ持ちの様なイロモノルールだけではなく、

・使用率ランキング上位キャラは使用不可の「使用率上位禁止」
・お互い相手に使わせないキャラを選んだ上でパーティを編成する「BAN」
・ランダムで引いたキャラのみでパーティを編成する「サモンシールド」
・お互いにキャラクターを交互にドラフトし、相手が選んだキャラは選択できなくなる「ドラフトピック」

等がありました。中でも交互にキャラを選んでいくドラフトピックルールはかなり面白いと思います。

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というのもこのゲームは特定のキャラ同士でパーティを編成するのがかなり大事。自分の使いたいキャラをドラフトするのか、それとも相手の得意なキャラを奪うのかという所をスタートとしてどんどん読み合いが奥深くなっていきます。
ルール説明はしっかり行われていますし、要所のポイントも僕が解説させて頂いているので、DBLを普段見ない方も、是非この機会にドラフト開始から見てほしいなと思います。

こんな雰囲気で進行していた「Another Showdown」ガチな雰囲気と、特殊ルールがもたらすどこかバラエティ感のある雰囲気が上手く融合してかなり観てて面白い番組になってて、僕もとても楽しく実況していました。

バトル部分も勿論激アツで、DBLは格ゲーにおけるガードの様な「攻撃を防ぐシステム」がほぼ存在しない性質上、非常にスピード感のあるバトルが繰り広げられます。それに加えてキャラの魅力を引き出す「演出」のクオリティもかなりのもの。DB好きなら必ず楽しめるゲームだと思います。
お気に入り試合を一つ時間指定して置きますので、一戦観て言って頂けると幸いです。
ガチで勝ちに来る開発VS常にガチなトッププレイヤーという中々見られない構図がどういうドラマを生み出すのか、是非ご覧下さい。

また、今回の特殊ルールはそれを行うための特設サイトが用意・公開されております。
それを使えば誰でも特殊ルールで遊べますので、DBLプレイヤーの方でご興味ある方は是非!こちらから。

そして他2つのコンテンツも少しご紹介。
「Knowledge Showdown」はDBLに関する知識ナンバー1を決めるクイズ番組。「こんなんプレイしてれば余裕だろ」と思いがちですが、意地悪になろうと思えばどこまででもなれるのがクイズ。

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このイラストはどれ?というクイズから…

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正解はこれ!(右下)
というような正解させる気無いでしょといった問題も出題され、ゲスト達を(良い意味で)苦しめました。
全問紹介すると流石に長くなってしまうのですが、このクイズ構成もかなり良く出来ていて。
DBLは「対戦ゲーム」ではあるものの、「オリジナル主人公を交えたオリジナルストーリー」「BGM」「キャラ演出」等どれも高いクオリティで、本当に色々な魅力・楽しみ方が詰まったゲームだと僕は思います。

このクイズも「バトルに関するクイズ」「ストーリーに関するクイズ」「演出に関するクイズ」といった色んな方向性から出題されており、クイズを観ていくだけでそのDBLを色んな角度から知れる構成になっていましたので、興味を持った方は是非クイズも見て頂ければと思います。

ちなみに「演出に関するクイズ」では、僕もハチャメチャに好きな特殊演出を観る事が出来たので布教のため貼っていきます。15秒も無いから全人類観てくれ。

そして最後は「Ask!Stuff!!」のコーナー。
こちらは所謂Q&Aとなっていて、ユーザーさんから寄せられた質問にプロデューサーのTOSHIさんがお答えしていくコーナー。ゲストにはDBL主人公「シャロット」役の声優・赤羽根健治さんをお迎えしてお送りしました。

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いわゆる凸要素「限界突破」の仕様に触れた非常に鋭い質問や…

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赤羽根さんの「DBL」と自らが演じる「シャロット」更には「ドラゴンボール」そのものへの愛が伺えるトークも聞く事が出来ました。
DBLで声優さんが直接作品について語ってくれる機会は本当に貴重だと思うので、ご興味ある方はこちらも是非覗いてみてください。ただのQ&Aでは終わらないボリュームが詰まっていると思います!

以上となります。
DBLの大きなイベントは、最初に紹介した2019年5月のラスベガス大会以来、約2年ぶりに行われました。当時から時間が経っているにも関わらずまたこのゲームに関わる事が出来て、凄い嬉しかったです。
このゲームはキャラの持つ技の名前もかなり凝っているので、それを淀みなく言えたらカッコいいと思うから絶対覚えて行こう!とメモを取り続けた期間も楽しかった。

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こんな感じで環境で使われているパーティはメモっていました。字が汚いのは許して。
環境の調査については、日頃情報を発信しているYouTuberさん達の動画にとてもお世話になりました。本当にありがとうございます。

今回出演された方々程ではありませんが、僕も「合体戦士」や「神の気」を使ってちょこちょこPVPに潜っておりますので、もしマッチングしましたらよろしくお願いします。

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紫ベジットの覚醒、待ち続けております!!!

終わりに -世界を包んだドラゴンボールパワー-

今回は2つのイベントに同時に関わらせて頂いただけあって、とても充実した時間を過ごさせて頂きました。「DBFZ」と「DBL」に同時出演し、無事分身の夢も叶いました。
勿論「ドラゴンボールゲームスバトルアワー」はこの2つ以外にも沢山のコンテンツがありますので、興味ある方はアーカイブをご覧ください。
コンテンツが豊富過ぎて、「ドラゴンボール」が持つパワーや歴史を改めて感じました。そもそもこれだけの数を海外と繋がりながら行う事自体が本当に規格外…合間で流れるかめはめ波100本PVとかも本当に激エモなので、是非最後まで「バトルアワー」を楽しんで頂ければと思います。なんと影山ヒロノブさんのライブもあるぞ!

あ、後最後にこれだけは紹介しておきたいのが今回の為に用意された「オンラインアリーナ」です!

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アプリをインストールすると自分のアバターがアリーナに飛ばされ、そこから「バトルアワー」の各コンテンツを見に行くことが出来ました。画像に映ってるDBFZの画面はなんと実際の試合映像です!
アリーナ内ではエモートやチャットでコミュニケーションが出来て、沢山の人が集まってるサーバーでみんなで盛り上がるもよし、人知れずのサーバーで少人数でしっとり観戦するのもよしとかなり良く出来てたと思います。途中見た感じかなり盛り上がっていました。

今後どう活かされていくかは解りませんが、これが普及すればオンライン観戦ももっと楽しくなると思います。

DBFZやDBLをはじめ、僕もドラゴンボールを愛する一人として、またイベントに関われるよう頑張っていきたいなと思います。元気をもらったイベントでした。ありがとうございました!

それではまた次のイベントで。
良かったらTwitterもフォローしてくれるととても嬉しい!です!何卒!!→https://twitter.com/Fuuhi78
それではまた。

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