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大人のミニ四駆レースは本当に熱かった -スーパーグレート超速グランプリ-

「ミニ四駆超速グランプリ-スーパーグレート超速グランプリ-」とは

小さなレーサーだった全ての大人へ贈る、最速を目指す祭典である。

記事をご覧頂きありがとうございます。ウェルプレイド所属のeスポーツキャスター、水上です。好きなマシンはベルクカイザーです。

先日、アプリ「ミニ四駆超速グランプリ」の大会、「第2回スーパーグレート超速グランプリ」が行われ、実況・MCを務めました。
子供の頃知らなかったアツイミニ四駆の世界を目の当たりにしたのでここに記します。何卒よろしくお願い致します。

「ミニ四駆超速グランプリ」って?

ミニ四駆を知っている人は多いと思います。僕の世代だとアニメにもなった「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」が有名でしょうか。子供のころ、アニメを見て自分にマシンがピッタリ着いてくる姿に憧れ、道端でミニ四駆を走らせた方も多いと思います。僕です。

でも、じゃあそのアプリってなにするの?なると実際プレイしてない人は少し想像がしにくい面があるかと思うので、先に内容を記します。

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ゲーム画面です。ボディやタイヤ・モーターを始め数多くのパーツがあり、組み合わせる事で自分だけのオリジナルマシンを作れます。
パーツにはそれぞれ異なる性能があって、組み合わせで色んなステータスを調整出来ます。最高速度とか、ジャンプ飛距離とか、曲がる時の減速率とか他にも色々。これをセッティングと呼びます。

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実際レースになったら、スタートダッシュをタイミング良く決める以外はプレイヤーの技術介入点はありません。自分のセッティングしたマシンが完走する事を見守るのみとなります。
走るコースに合わせて無数のパーツから最適なセッティングを考え、より速いタイムでマシンがゴールする事を祈る、これが基本的な流れとなります。

そして、この「基本的な流れ」がめちゃくちゃ面白いゲームです。

上記した通りこのゲームはより速いタイムで走り切る事を目指します。
けれど、ただマシンの速度を速めれば良いという訳ではありません。
スピードを出し過ぎて曲がり切れない等、「コースを走っていられる条件」からステータスが逸脱した時、マシンはコースアウトしてしまいます。
なのでプレイヤーはコースの見た目から走れる「条件」を出来るだけ正確に見抜き、それに合ったパーツを選ぶ必要があります。
そしてコースアウトしてしまったら完走出来るように、もし完走出来たら、そのタイムから少しでも早く完走出来るようにセッティングを見直します。

この「コースアウト」と「タイム」に向き合い続ける試行錯誤。
自分が考え抜いたマシンが走り切る事を見守るハラハラ感。
そして1秒、0.1秒でも速く完走出来た時の達成感。
それがこのゲームのめちゃくちゃに面白い所だと、僕は思ってます。本当にやればやるほど面白い。

僕のnoteを読んでくれる人は格ゲーマーが多いと思うので格ゲーに例えると、コンボを詰める感覚に近いかもしれません。
どうしても後ダメージを後100伸ばしたくて、でも技を当て過ぎたらコンボが途切れるからじゃあ拾い方を変えて、みたいにルートを考えて考えて、目標ダメージを超えれた時って凄く嬉しいと思うんですよ。

「超速グランプリ」も、限られた条件から1秒、0.1秒、0.01秒でもタイムを縮めようと挑戦し、より速いタイムを出す事に本気になる。それが楽しく、またカッコイイ所であると思います。

スーパーグレート超速グランプリ

さて、そんなレーサー達による最速を決める戦いがこの「スーパーグレート超速グランプリ」です。
僕がお送りさせて頂いたのは16名による決勝大会ですが、一次予選から始まり決勝までは結構長い道のりがありました。

そんな決勝の見所は何と言っても、
「本番が始まるまでコースは公開されない」
「公開から20分以内にセッティングをする」の二点です。
当日はコースが3つ用意されてるのですが、セッティングが始まる直前まで選手(勿論視聴者も)コースの内容は知らされません。
本番中の決まった時間にコースが公開され、番組内で発表し、じゃあ今から20分でセッティングしてください!カウントダウンスタート!って流れになります。余談ですが公開時間ぴったりに着地できるように話を繋がないといけないため、MCとしては面白い緊張感がありました。

さて、選手の皆は初見のコースを20分と言う制限時間で可能な限り速く走れるようセッティングしなければなりません。一応カウントダウン後はゲーム内でテスト走行も可能になりますが、この20分という時間は上位プレイヤーにとってもかなりシビアな時間です。
ルールとしては3レース走って順位によって得られるポイントの総合計が多かった選手の勝ちになるのですが、コースアウトは0ポイントってルール設定も良い緊張感を生んでいたと思います。

僕の考えですが、初見のコースを見極める上で大事になる事ってパーツに対する知識と、これまでどれだけのコースを走ってきたか・そこからヒントを得る事が出来るかだと思うので、知識と経験を総動員して時間と戦いながらセッティングするんだろうな…って思うとカッコイイですよね。
オンライン大会だったので選手の顔は見れなかったんですが、いつかオフ大会でセッティング中の表情を見れる事を願っています。絶対カッコイイ。

そんな条件で始まったレースも凄く面白いものでした。1位と2位を争い続けるデッドヒート、前評判の高い選手のまさかのコースアウト、最終カーブでの大逆転などなど、緊張と興奮がないまぜになるアツさがあり、夢中になって実況出来ました。

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子供の頃ミニ四駆で遊んでいた時はこんなアツイ世界があるなんて知らなかったし、だからこそ自分がかつて触れていたコンテンツの、その最高峰の世界に実況として関われた事が嬉しいですね。
興味持ってくれた方は是非この大会の1レースだけでも見て頂けるととても嬉しいです。詳しくなくてもアツくなれるものがあるかも。
そんな「第2回スーパーグレート超速グランプリ」はこちら

終わりに -一周年おめでとうございます-

そんなアプリ「ミニ四駆超速グランプリ」ですが本日1/15日で1周年を迎えました!やったーーーーーー🎉
このゲームは昔好きだったミニ四駆っていうコンテンツであるとか、初めて実況したレースゲームだったりとかで思い入れも強くなってきているので、こうして実況の立場で1周年を迎える事が出来て嬉しい限り。本当にありがとうございます。

レース実況ということもあり、他の対戦ゲームとは準備の仕方も色々と変えました。
「スタートからゴールまでを絶えず喋り続ける」ってかなり難しくて、競馬とか駅伝、勿論リアルミニ四駆等の大会を沢山見たり。
また、何も考えずにやると「スタートしました、一位は○○選手」みたいな感じでテンプレ化してしまいそうだったので、スタート時の色んな実況パターンを予め考えたり、とにかく普段とは違う取り組みをしたので面白かったです。

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新しめの強そうなパーツをメモったりとか。字が汚いのは許してください。
後は過去のグランプリのコースとか、出場選手の事調べたり等をして臨みましたが、かなり好意的な反応を貰えてとても嬉しかったです。「ゲームを遊んでいるのが伝わってくる」って思って頂けるの本当に嬉しい。

「超速グランプリ」一周年を迎えて今後も益々盛り上がっていくと思います。またイベントや大会でマイクをお任せして頂けたら、少しでも盛り上げられるよう全力を尽くさせて頂きます。
それまでまたしばらくは、1ユーザーとして一周年を迎える超速を楽しんでいきたいと思います。
グランプリだったりゲーム内のイベントには結構挑戦してるので、Twitter上で困ってたら良ければ助けて頂けるとありがたいです…!何卒何卒…!

良かったらTwitterもフォローしてくださるととても嬉しい!です!何卒!→https://twitter.com/Fuuhi78

それではまた。

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