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#313 他者から信頼される人は「意図」に目を向けている

在宅主夫マネージャーの福井です。

このチャンネルは、新卒で教育系NPOに10年勤め、妻の単身赴任を機に5歳と2歳の子どもたちとの父子家庭生活をおくりながら、子育てや人材育成、マネジメントにつながる気づきについてお届けしていきます。

さて今日は、「他者から信頼される人は「意図」に目を向けている」というテーマでお届けします。


◯今日は夫婦で買い物をしてきました!

今日も朝から夕方ぐらいまで夫婦水入らずの時間をいただけたので、せっかくなら!ということで、2人でお買い物に行ってきました。

妻が前から「あの店、気になるんだよね」って言ってるお店に行ってみることにしました。

お互い30代になった、ということもありますし、子育ても一応落ち着きを見せ始めてきた頃でもあります。もう少し大人っぽい服がいいねってなりまして、僕もさいきん買い物を続けています。

そんなわけで、今日は妻の服選びでした!いろいろ試着して散々悩みながら、いいアイテムをGETできたみたいです。「妻の服選び」ときくと思い出す本があるので、今日はその本に絡めてお届けしようと思います。

◯「服選び」で思い出す本

本のタイトルは、「頭のいい人が話す前に考えていること」という本です。

「頭のいい人」というのもいろいろな「頭のよさ」があって、大きく分けると2つです。学校的知性と社会的知性の2つに分けられます。

学校的知性

学校的知性とは、IQや偏差値、論理的思考、記憶力などのことで、数字やテストで測れるものです。

社会的知性

一方、社会的知性とは、数字やテストで測れないもの。この本では、他者の思考を読み、信頼を得て、他者を動かす力という風に書かれています。

社会的知性の高さを「頭のよさ」としたときに、日常生活の一場面での振る舞いや態度、受け答えを見直していきましょう。ということで出てくるのが、次のような問題です。

◆問題
「この青の服と白の服、どっちがいいと思う?」 デートで買い物中に、相手に聞かれたら、あなたはどう答えますか?

皆さんはどう答えるでしょうか?

決して正解があるわけではないです。正直に、自分の意見を伝えてみるのも一つだと思います。ただ、皆さん心当たりあるのが、自分の意見を伝えたのに、いまいち腑に落ちていないときがあったりしませんか?

◯相手の意図に目を向けてみる

そんなときにおすすめの回答が、「相手の質問の意図を探る」ということです。相手が自分に質問をしてくるということは、そのことにも何かしらの意図や考えがあるわけです。

「なんでその質問をしてきたのかな?」ということに目を向けてみるということです。

実際にそれを質問として聞き返して、確認するというのが、この本における「模範回答」ということになっています。

つまり、「青と白の服、それぞれどこがいいと思ったの?」

特にこれが正解です。ということはありません。社会的知性とは先ほども説明したとおり、数字やテストでは測れないものです。

「それがいいと思うよ!」「それならこっちがいいと思うよ!」と意見を言う前に、相手がどう理解しているのかということを知ると、相手の意見を応援することもちがう意見を提案することも、どちらも「相手の考えを踏まえる」ことができるので、受け取ってもらうことができやすいです。

特に服選びにおいて、「いいと思う基準」ってそもそも人によって違いますし、いつ着るのか?どこに着ていくのか?ということによっても変わります。

日常で着る1枚なのか、来月のパーティーに来ていく服なのか、そういうことによっても変わります。

まずは、相手がどんなことを考えていて、何を期待しているのか、ということに目を向けてみることで、社会的知性、他者からの信頼を得て、他者を動かす力を発揮することができます。

アドバイスを求められたからと言って、アドバイスをするのではなく、一旦、相手が質問してきた意図に目を向けることで、「やっぱり困ったときは◯◯さんに相談しよう!」

そんな存在になることができるのだと思います。

そんなわけで今日は、「他者から信頼される人は「意図」に目を向けている」というテーマでお届けしました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

すてきな1日をお過ごしください!

では、また次回お会いしましょう。

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福井 邦晃/在宅主夫マネージャー
おいしいお酒を飲んで、ニヤニヤしながらまた今日も生きていきたいです!