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#111 ふりかえりの本質は思い出すことだよね

※音声版は以下からご視聴いただけます!

普段、子ども・若者とかかわるユースワーカーという仕事をしながら、5歳と2歳の子どもの子育てもしている私が、仕事や日常での気づきについて発信するチャンネルです。

さて今日は、「ふりかえりの本質は思い出すことだよね」というテーマでお届けしていきます。


◯娘の観察日記

今朝の2歳娘の観察日記です。最近は一段と「自分でやるの!」という意思がどんどん出てきたので、そんな日常を切り取ってお届けしようかと思います。

2歳になりまして、ちょうど4ヶ月が経ったところです。生まれてから28ヶ月、1ヶ月30日だとすると840日ぐらいですかね。まだ1,000日生きていないのだな〜と思うと、これから感がすごいですね。かくいう自分は11,857日目ってことで、12,000日目の大台が見えてきているこの頃です。

今朝も、起きてきて開口一番に「たまごどうふたべる。」とのこと。冷蔵庫から3つ入りの袋をあけて、「どうぞ〜」と渡すと、「きよちゃんがおさらにトントンってしゅるわ」とたくましい宣言をするので、お気に入りのピンクの深皿を渡しました。

その間もパッケージめくるのをがんばっていましたができず、「くんちゃん、てつだって〜」とヘルプがきたので、「ほいほい〜」と返事をしながら、容器をもっている左手を下から支え、右手はめくる部分を親指と人差し指でつまんでいるところに添えて、「せ〜の!」で、ぺりぺりとめくりました。

お皿にとんとんとんってしたかったみたいですが、その前に汁が椅子の座面に垂れてしまい、「あ〜、こぼれちゃった・・・」としょぼんとしていたので、「拭けばいいから大丈夫やで〜」と声をかけながら、濡れティッシュで拭き取ると少し表情がやわらかくなりました。

いよいよ、トントンってするのですが、こつんこつんとはお皿にあたっていますが、「できな〜い」とすぐにあきらめようとするので、「一緒にやろか〜」と言って、お皿をもって、容器を逆さまにして一緒にトントントンっすると、「びちゃっ!」という音を立ててお皿に落ちました。

「あ、できたねー?」というと、うれしそうににっこりしながら満足げ。かと思いきやそそくさとどこかへ歩き出す。向かった先は、カトラリーの引き出しのところ!自分でスプーンをとりにきて、「これにしよ」と言いながら、どれも大して変わらないスプーンを嬉しそうに食べていました。

大人の椅子の座面を使って、立ってたべている妹をみた兄は、「そこで食べてんの?」と驚きながら言い、「あかんで!」と怒るのかと思いきや、子供用の椅子をもってきて、「これに座ったらいいんちゃう?」と妹のところまで持ってきていました。いいやつすぎて、親と考えること同じすぎておもしろいですね。

◯1分のやりとりも切り取れば原稿用紙2枚になる

と、ここまで、これってわずか朝の時間の1分足らずのやりとりです。文字にして800字ほどになります。

1日24時間のうち、8時間ぐらいは寝ていて、3時間ぐらいは1人の時間を過ごすとしても、1日数時間以上はこうした1分のやりとりが連続で起こっているということです。自分自身も今日、書き始めるまでは書けなかったです。

そのくらい、僕らが生きているこの世界にはいろんなことが起こっているし、いまこうして書けたのも、意識化された感覚ではないにしろ、ちゃんと情報としては受け取っていて、こうして書く機会をつくることで強制的に思い出すことになったから、どうだったかな〜と思い出しながら書くことができたわけです。

「ふりかえり」やリフレクションが大事だと言われるようになりましたが、少し難しく聞こえるようにも思います。シンプルにやることとしては、「思い出す」ってことです。

もちろん、いいふりかえり、いいリフレクションみたいなものもあるんだろうと思いますが、いろんな情報が目の前にどんどんあふれる時代、「思い出す」時間・習慣をつくり、毎日それをやっていけば、毎日は小さな一歩ですが、やがて大きく前進できると思います。

どんなことでもいいので、毎日「思い出す」習慣を手に入れてくださいね。


そんなわけで今日は、「ふりかえりの本質は思い出すことだよね」というテーマでお届けしました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
すてきな1日をお過ごしください!

では、また次回お会いしましょう!

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福井 邦晃/在宅主夫マネージャー
おいしいお酒を飲んで、ニヤニヤしながらまた今日も生きていきたいです!

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