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2025/01/11_#844_オプティミスト・ペシミスト

オプティミストはなぜ成功するかという本を読みました。

この本を読むきっかけとなったのは木下さんのvoicyで課題図書として上げられていたからです。

木下さんの放送ではジブン株式会社ビジネススクールでレジリエンスの向上を取り上げていました。

自分はどちらかというとペシミストタイプです。物事を楽観的に捉えることはあまりしません。もともと内向的な性格です。

そのように思考が形成されたのはなぜかと分析してみると、やはり学校生活、病院薬剤師の経験が大きいと感じています。

学校生活では、基本的にルールを守ることが大事です。守らないと怒られる、罰せられることがほとんどです。そうすると何か挑戦してみようと思っても、なかなか一歩を踏み出すことができませんでした。

また、病院薬剤師のときは、ヒトの命を預かっている職業であり、ミスは許されない職場環境がありました。
そのため、常に最悪のケースを考えて行動することが身についていました。

地方の中小病院で、関係性構築が難しい医師も多くいて、なかなか業務自体が大変でした。
医師の指示待ちが多いし、その医師の行動が遅いので、心理的にハラハラしながら仕事をしていました。
医師の指示が遅れると、自分の仕事ができなくなるなどのようにネガティブに考えることが多かったです。

そのような環境で10年程度過ごしていくとペシミストになりがちです。

オプティミストはなぜ成功するかでは、ペシミストからオプティミストへの行動変容ができると書いてありました。

よくある書籍ではオプティミストが良くて、ペシミストが悪いような2元論で書かれています。ただ、この本ではオプティミスト、ペシミスト別け隔てなく扱っています。
ペシミストでは現状をオプティミストより正確に把握できますが、精神的に支障をきたしやすく、オプティミストと比べ能力が発揮しにくい特徴があります。

この書籍では論文の内容を取り上げています。いくつかホントなのかな?と疑問がある部分がありますが、オプティミストの効用はあるのかなと感じました。

オプティミストとペシミストの中間を目指していきたいと思いました。
結局のところ、物事をメタ認知でどう捉えるかによると思います。

自分を否定する考えが頭の中ででてきたときには、それに対して反論してみることでペシミストの考えがすこし和らぎます。

書籍にはオプティミスト・ペシミスト診断があります。自分はすべてペシミストでした。
考え方を少しずつオプティミストに寄せていって、パフォーマンスを向上させたいと思います。

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