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2024/12/10_#812_ジュエリー業界もIT化が進んでいない
先日、結婚を控えている彼女と、一生に一度の結婚指輪・婚約指輪を選びに行きました。心躍る気持ちと同時に、様々な疑問が浮かび、特にダイヤモンドの4Cという評価基準について深く知りたいと思いました。
彼女とは、結婚相談所で知り合いました。
結婚相談所での婚活は、今年の7月から開始しています。結婚は来年2月くらいを予定しています。
結婚指輪・婚約指輪は複数のお店を見て、比較検討していました。
先日、訪れたお店では、4Cというダイアモンドの評価について教えてもらいました。
ジュエリーショップで教えてもらった4Cとは、Carat(重さ)、Color(色)、Cut(研磨技術)、Clarity(透明度)の頭文字を取ったもので、ダイヤモンドの品質を評価する国際的な基準です。
例えば、ColorはDカラーが最も無色で希少とされ、CutはExcellentカットが最も理想的な輝きを引き出すとされています。
ダイアモンドについては、鑑定書がそれぞれ付属しています。その鑑定書には4Cでの判断・評価が書かれています。
ダイアモンドの4Cの基準ですべては決まるわけではないのですが、こういった基準があることは勉強になりました。
ダイアモンドは、輝きに価値がある商品だと理解できました。
女性がハマる理由もなんとなくわかった気がします・・・
実際に様々なダイヤモンドを見てみると、その輝きは全く異なり、4Cの大切さを実感しました。特に、鑑定書に記載された評価を参考にしながら、彼女と一緒に納得のいく指輪を選ぶ経験は、とても貴重な時間となりました。
別の視点で考えると、4Cに関して、今後は、AIでも判断できるのではないかと感じました。
現在は、鑑定士が判断していると聞きました。
今後は、生成AIに鑑定書をたくさん読み込んで学習させれば、評価できるのではないかと思います。
Caratは数値で入力し、残りの3Cは画像判断で処理すれば、意外とできそうです。
ジュエリーショップの内装でも感じたことがあります。
ジュエリーショップの内装は、豪華にできていました。ダイアモンドを売ることを目的としているので、その華やかなイメージを体現した内装になっているのだと感じました。
ただ、内装には注力しているけど、店員の動線周りなどはまだまだ最適化されていないと感じました。
人海戦術的な要素がまだ多くありました。
例えば、お見積りの提示の場面では、手書きのお見積り書を渡されました。
複写のお見積りで、控えを渡されましたが、現在、一般的なお店ではレシートなどの印字されたものもしくは電子媒体で渡されます。
手書きだとそれにかかる時間も大変で、金額の記載間違いもあるかもしれません。
デジタル化すれば、金銭の記載間違いも減るし、記入の手間もかかりません。
事前の指輪のアンケート自体も手書きではなく、ネット上のフォームで済ませればいいのにと感じました。
ネットのフォームで記載してもらうことで、こちらで手書き回答を入力する手間も省けます。
その分商品説明などに注力できるのではと感じました。
1店舗あたりにかかった時間は4時間程度でした。
自分としてはかなり長丁場で体力的、精神的にも大変でした。
ジュエリー業界もまだまだIT化が進んでいないのだと感じました。
<まとめ>
ジュエリーショップの内装は豪華でしたが、店員の業務については改善の余地を感じました。手書きのお見積書や、事前のアンケートなど、デジタル化することで効率化できる部分も少なくありません。
今回の指輪選びを通して、ダイヤモンドの奥深さや、ジュエリー業界のIT化の遅れを実感しました。より多くの人が、自分にぴったりの指輪を選べるような環境が整うことを願っています。