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2025/01/26_#859_成功体験を壊しつづける、動的なキャリア構築

自分は様々なキャリア(病院薬剤師→医療マーケティング→メディカルコールセンター)に挑んできました。
なぜ挑むことができたのかというと成功体験やいわゆる過去の栄光にすがりたくないと思ったからです。

確かに、経験を積んでいくことも大事ですが、自分だったら惰性で仕事をしてしまう気がします。

今、メディカルコールセンターで仕事をしています。2年目になりますが、その後のキャリア戦略を立てていませんでした。

今回木下さんの放送を聞いて、自分のキャリアを振り返り、今後どうしていきたいのか考えました。



もしこのまま病院薬剤師を続けていたら

大学卒業後、地方の中小病院に病院薬剤師として就職し10年間勤務しました。係長の役職にもついて、組織のNo3の立場まできていました。

ある程度自分の裁量で判断、行動することができていました。様々な仕事(医薬品情報、委員会活動など)を一括で受けていました。

転職したきっかけは、自分の上司の薬剤師が病気で退職したことです。
病気を抱えながら無理を押してその上司は仕事をしていました。
その姿を見て、この薬剤師の仕事を続けていくことがベストなのかと考え始めました。

もし転職せず、このまま病院薬剤師の仕事を続けていたら、課長になっていたかと思います。

また、職位が上がっていくので、責任のある立場になって仕事を続けていたのだろうと予想しますが、ほぼ仕事内容としては変わらないので、惰性で仕事をしていたのかもしれません。

医療業界に対して知識は深まったとは思いますが、それ以外の業界について知識は深まっていないと思います。

病院は、国が診療報酬で費用を決められており、自由に稼ぐことはできない仕組みです。薄利多売となり、診療行為を重ねることで点数を増やし、売上が上がります。

民間企業のようなコスト感覚が養成されないまま、上位職になっていたかと思います。

人口減少もあり、なかなか人員確保が難しいです。民間企業のように給与を上げて呼び込むことも難しいです。

そんな環境にずっといたら、心身ともに疲弊していたと思います。
MRなどの方から、形式的にちやほやされることが多くなり、性格的にも尊大になっていたのかもと予想しています。

いずれにしても、地方の中小病院の薬剤師を続けていたら、現状維持以外の何物でもなく、ただ、錆びついていくだけだと感じました。

キャリアの賞味期限

木下さんの放送を聞いて、キャリアの賞味期限は3年くらいだということを実感しました。

病院薬剤師も3年くらいになるとだいたい業務内容がわかってきたと思います。
3年くらいで業務内容を把握して、あとは効率よく業務をこなすことがメインになるかと思います。
その段階で、業務内容において、何かしら新しいことができないか考えて行動するのが良いと感じています。
3年毎に新しいことに挑むことで、自分自身の陳腐化が避けられると思います。

メディカルコールセンターの3年後の仕掛け

現在、メディカルコールセンターに転職して、2年目に突入しました。
3年単位でキャリアの見直しを考えており、そろそろ次の1手を考えるタイミングです。
キャリア分岐としては、次のことが考えられます。

  1. メディカルコールセンター内で、昇進を目指す

  2. メディカルコールセンターから別の職種に転職する

  3. メディカルコールセンターから同じ職場内の別の業務に配置転換を申し出る。

メディカルコールセンターの仕事にやりがいを感じていれば1の方法を取ってもいいと思います。
今の職場ではメディカルコールセンター以外の職種もあります。新しいことに挑戦するという意味で3の方法も取ることが可能です。

また、30代後半という年齢を考えて、さらに先の将来を見据えて、別業種の転職も視野にいれることも可能です。

自分としては、医療業界が長いので、そろそろ足を洗ってもいいと思っています。方法3を選択してもいいと考えています。

方法3を取るにあたり、キャリアカウンセラーに現状の自分の市場価値を判断してもらい、今後、どういった人材が高く評価されているかの情報を仕入れていきたいです。

高く評価されている人材と自分を比較し、不足しているところを補いつつ、次の転職に備えていきたいと思っています。

まとめ

1つの職種で勤め上げることは今の時代では、かなりリスキーな行動だと感じました。3年1タームとして捉え、キャリアの定期的な見直しを図りたいです。
転職市場価値を高めるようなスキルの構築を目指します。

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