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2024/06/16_#635_アドバイスを求められたら
病院薬剤師→医療マーケティング→メディカルコールセンターへ転職しました。
クソジジイのアドバイスはすべてクソであるとのことでした。
自分のことに当てはめて考えてみました。
年齢・経験を重ねていくと、周りからアドバイスを求められることが多くなりました。
特に、経験が長かった病院薬剤師時代のことを振り返ってみます。
病院薬剤師時代は、医薬品情報を扱う部署にいました。
そこでは、医薬品に関する疑問・質問を患者さん、医師、看護師などの医療従事者から受け付けていました。
また、同じ薬剤師からも質問を受けることが多かったです。
質問の中には、明確な答えがあるものもありましたが、ほとんどは明確な答えがないものでした。
それについて、自分ははっきりとデータではここまで言えるがここからはデータがないのでなんとも言えないと意見をしていました。
それで納得してもらえればいいのですが、中には、答えを求めてくる方もいました。
対応がなかなか難しいところがありました。
また、業務上、部下・同僚からアドバイスを求められることも多かったです。
その際には、あくまでも自分の意見として、こうした方が良いのではというスタンスで話をしていました。
その理由としては、自分のアドバイス通りに動くのも大事だと思いますが、それ以上に自分で考えて動くことが大事だと思っていたからです。
薬剤部の中で、部下・同僚もいずれ昇進し上に立つ機会があるはずなので、それに備えて考えて行動してほしいという気持ちもあったのでそのようにしていました。
中にはアドバイスを求められて意見を言いましたが、逆ギレされたこともあります。
その相手がほしかったものは、自分の単なる1つの意見ではなく、絶対的な答えだったから、切れたのかなと感じています。
今、メディカルコールセンターに転職して、これから経験を積んでいく最中です。
アドバイスについて、これから自分が気をつけていきたいことをあげてみます。
まずは、大前提としてこちらが勝手にアドバイスしないことです。
相手から助言・アドバイスを求められていないのに、横からアドバイスをするのは、本当に害でしかないです。
アドバイスされた人の意欲を削いでしまいます。
次に、アドバイスは絶対従うものではなく、意見として受け取ってほしいことを明言するです。
あらかじめ明言しないと、相手にとっては絶対解と受け取ってしまうこと、アドバイスどおりに実行してうまくいかなかった際、その矛先が自分に向いてしまうことがあるからです。
アドバイスを受けるのも、アドバイスするのも注意が必要だなと感じました。