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2024/05/29_カラシニコフ銃と家
病院薬剤師→医療マーケティング→メディカルコールセンターへ転職しました。
最近、stand.fmを聞き始めました。その放送を聞いて考えたことを書きます。
現役リフォームプランナーの方の放送で気に入っています。パフパフ(住宅として、簡易的なもの)な家についてのシリーズとして、複数回放送していました。
まとめ(考えたこと)
家関連にかかる費用が高くなりすぎて、将来的には、カラシニコフ銃のような、誰でも簡単に扱えるようなパーツ単位構成の家が普及する
その考えに至ったのは?
家に関して、材料費が物価上昇、円安などの影響で高騰しています。土地の値段もあがり、マイホームを購入しても、建てた家が日本家屋のような本格的ものではなく、簡易的なものになっているとのことでした。
確かに、今の住んでいるマンションと実家を比べると、マンションのほうが、内装に関してはチープです。
例えば、扉では、木目調のデザインですが、本格的な板ではなく、表面に板の模様のシートを合材に張り合わせているだけです。本当の板の扉だと重くてずっしりとするはずですが、今のマンションの扉は軽いです。
今の日本の状況を考えるとある程度は仕方のないことかなと思っています。
マイホームやリノベなどは、そうとうお金に余裕がある方の趣味の領域であるなと感じました。
放送ではさらに、顧客ファーストが行き過ぎて、カスハラを生み出し、結果的に良いリフォーム会社を潰しているのではと問題提起がありました。
カスハラについては、今のコールセンターでも一定数います。
電話なので、直接対面ではないのでそれなりにストレスが少ないですが、病院薬剤師のときは大変でした。
精神的にすり減るので、カスハラは近寄りたくないです。
リフォーム会社は、それらの対応をしていると今提供できているサービスを継続できないだろうと思います。
価格帯をすごくあげて、カスハラが入りにくいようにしてしまうことも一つの手ですが、そうするとますますリフォームなどの家関係のコストが増え、一般のヒトには手が出せない領域になってきます。
衣食住の一つの大事な要素である住まいが、高騰しすぎるのも困ります。
コストが上がり、自分の手でDIYしていき、難しい部分は職人さんの手を借りるようになるだろうと放送では指摘していました。
自分は、その側面もありえるだろうと感じましたが、他には、家自体がより簡易化、簡便化してメンテナンス前提の家になるだろうと思っています。
最近、カラシニコフ銃に関するドキュメンタリーを見ました。銃として簡易的で誰でも扱えることから、全世界に広がりました。
これらの放送を見て、家も組み立て式で、少ないパーツでできるようなものになると感じました。
少ないパーツで、着脱が容易にできるのであれば、DIYする素人でもできます。
家自体もパーツのような設計をし、もし壊れたら、年数が来たら外して入れ替えて使う形になると予想しています。
そうなると、普通の暮らしをしているヒトは、だいたい共通規格で組まれた家に住んで、裕福なヒトは職人さんのリフォームがフルに入った家に住むようなことになりそうです。