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2024/08/13_#692_国家公務員と地方の病院薬剤師の共通点

病院薬剤師→医療マーケティング→メディカルコールセンターへ転職しました。

国家公務員の現状について話をしていました。
これらの放送を聞いて考えたことを書きます。

まず、想像以上に国家公務員の働く環境が悪くなっていることに驚きを感じました。
労働時間がきついことは、いろいろな媒体で見聞きしていました。
ただ、労働するオフィスの環境が著しく悪いことまでは想像できませんでした。

人手が少ないかつ悪い環境で国に関わる仕事をしているのは、非生産的でよくないと感じました。
このようなことになってしまったのは、メディアによる官僚たたきが度を越してしまったからだと認識しています。

メディアは、何かあるとそのひとを過剰に攻撃しがちです。
それにより、国家公務員の業務環境が悪くなり、政策にも影響していることを考慮できなくなっていると思います。

また、国家公務員のキャリアとして2~3年で部署がぐるぐる回るのはどうかと思います。民間との癒着を問題視してそのようになっているとは思いますが、経験が浅いなかで他分野のところにいくのは厳しいと思います。
専門家が養成されにくい状況にあるのだなと感じました。

もっと生産的にして、効率を上げる必要があると感じました。ただ国家公務員単独でできることもありますが、やはり議員などの協力・理解が必要なのだなと感じました。

これらの放送を聞いて、地方の中小病院にも当てはまると感じました。
病院薬剤師を振り返ると、地方の中小病院は、経営が厳しいです。そのため、少ない人数で多くの業務をこなす必要があります。
診療報酬の改定など、国の方針で病院薬剤師もさまざまな業務をする必要があります。
ただ、それに見合うだけの料金が得られていません。医療費抑制のお題目があるからです。
そうすると少ない予算・収入で、業務をする必要があります。

病院により救急など24時間対応しているところもあります。そうなると長時間労働が当たり前となり、労働環境が悪くなります。
病院自体の予算もないので、IT機器の更新が遅れがちになり、アナログ対応が増えます。
アナログ対応が増えると、余計に手間がかかるので生産性が落ちます。

少ない収入・少ない人員で多数の業務を回すことが共通していると感じました。

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