腸活(美活)×最強の善玉菌=納豆
腸活に有効な納豆とは?
納豆は、日本の伝統的な食品であり、大豆を発酵させて作られる食品です。
納豆とは大豆を加熱し、特定の細菌(※主に「納豆菌」)を添加して発酵させることで作られます。
納豆菌による発酵により、大豆のタンパク質や繊維が分解され、栄養素が変化し、独特の風味や食感になります。
納豆に含まれる主な栄養素には、たんぱく質、食物繊維、ビタミン(特にビタミンK2)、ミネラルなどがあります。
納豆菌は”最強”の善玉菌
納豆菌は、自然界に存在する微生物の中で“世界最強の善玉菌”と言われています。
納豆菌は、乾燥や熱、酸に対しての耐性がとても強く、周囲の環境が厳しくても耐えられる性質をもっているそうです。
100度で煮沸しても、0度以下の氷の中でも、空気がなく放射線が強い宇宙空間でも、全滅せずに生き抜くことができるそうです。
そのため、強酸性の胃液への耐久性が強く、生きて腸まで届く納豆菌の大部分が、死なずに腸に到達すると考えられています。
そんな “納豆菌最強伝説” ですが、時に嫌われることもあります。
酒蔵や味噌・醤油蔵、パン工房などでは、麹菌や酵母などほかの菌を扱うときに、菌の繁殖に影響を与えてしまう為、納豆菌を持ち込まないために納豆を食べることを控えてもらっているそうです。
ナットウキナーゼとは?
ナットウキナーゼは納豆に由来する酵素であり、その名前は「納豆酵素」を意味します。
納豆を作る際に納豆菌が大豆を発酵させる過程で、ナットウキナーゼが生成されることになります。
ナットウキナーゼは、血栓を溶かす驚異的なパワーを持つ酵素と言われ、血液の凝固を防ぐ効果があるとされています。
日本人が掛かりやすい病気の原因である血栓を、予防できる効果が見込まれます。
この特性から、ナットウキナーゼは血液のサラサラ効果や循環系の健康をサポートする役目が期待されています。
ポリアミンとは?
ポリアミンとはアンチエイジング界において、【細胞の元気さを維持してくれる成分】と言われています。
ポリアミンは細胞の状態を正常に保ち、生命活動を維持するのに欠くことのできない重要な存在です。
しかし、ポリアミンをつくる能力および、臓器・組織中の濃度は、生体の成長後は加齢とともに低下していきます
ポリアミンは発酵によってその含有量が増加します。
納豆、味噌、醤油といった大豆発酵食品にはポリアミンが多く、とりわけ納豆は、納豆菌による発酵のおかげで高ポリアミン食の代表ということが、広く知られています。
納豆の上手な食べ方
腸活に効果的で、優れた栄養素を含む納豆ですが、ビタミンCが不足しているという弱点があります。
そこでオススメが大根おろし(ビタミンC)です。
食材同士の相性が良い大根おろしと納豆を組み合わせる事で、栄養素を万遍なく摂取できるのでオススメです。
また、納豆に含まれるナットウキナーゼは熱に弱いので、熱々のご飯の上にかけて食べるのは避けた方がよいでしょう。
ナットウキナーゼの作用を活かす場合には、加熱せずに食べるのがおすすめです。
【まとめ】納豆de腸活
腸活で納豆
腸活に納豆がおすすめの理由としては、善玉菌を増やすために、発酵食品が有効だからです。
納豆にはタフな“善玉菌”が存在し、発酵していることで善玉菌が育ちやすい環境が整っていることも理由の一つに挙げられます。
「発酵食品」とは、微生物の働きによって原料を分解(発酵)することでできた食品です。
発酵食品で体内に生命体(生きている菌)を取り込むことで、栄養素の吸収率UP・栄養素の増加・免疫力UP・アンチエイジング・デトックス効果などの多くのメリットが期待できます。
そして、納豆は “ナットウキナーゼ” や “ポリアミン” などを含む食品として、アンチエイジングや健康維持に効果を発揮してくれることが期待できる食品なのです。
この記事が皆様のアンチエイジング生活の一助となれば幸いです。
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