気がつけば大晦日
なんか…つい3日前くらいに12月になったばかりだったような気がするんですが、もう大晦日って本当ですか(毎月こんなこと言ってるなあ)?
この夏から、生活保護を受給しながら就労移行として、アルバイトに精を出しています。
勤め先がお惣菜屋さんということで、12月は書き入れ時も書き入れ時。
一か月ずっと、冗談抜きでほぼ毎日目が回るほど忙しかったです。
こんなにもみんな、クリスマスと年末に特別な肉料理やオードブルなんかを求めてるんですね…すごい…ホントすっごい…マジで…マジで…
メニューを復唱しすぎて、何回舌がこんがらがったことか。
そして忙しかったクリスマス直後に、待ってましたとばかりに体調を崩し、2日ほど寝込みました。
職場でインフルエンザ患者が数名出ていたので、もしかして…もらってしまったか…?と、怯えていたのですが、高熱には至らず3日ほどで復調したので普通の風邪だったようです。もう、ホントこわかった~~~!
12月31日といえば、わたしがこのnoteをスタートさせた日でもあります。
なにを書いていくかはともかく、まずは始めてしまえ!という、出たとこ勝負にもほどがある出発でした。
それにもかかわらず、去年も今年も、たくさんのひとに記事を読んでいただきました。フォロー、ハート、コメント、サポート、すべてありがたく拝見しています。
本当にありがとうございます。
そんなnoteを始めたばかりの頃に思い描いていた未来と、いま現在の自分は全然まったく違っています。
予定していたほど物事はスムーズに進んでないし、想像だにしなかったアルバイトをしていたりします。
正直、自分の将来が明るいと思うか?と問われれば、首をかしげざるを得ません。経済状況は決して楽ではないですし、自分がどこまで回復できているのか、自信がないというのが本音です。
でも、現時点では、そんなに悪くない未来に来たなあと思っています。
思いがけない出会いがいくつもあり、知らなかった自分の一面を知ったりもしました。
たとえば、わたしは結構なキレイ好きだし、急かされるのが苦手で、かなり根気強い人間ですが、聞き上手話し上手ぶっているわりに、ひとと話をするのがめちゃくちゃ下手です。
そういうことを、この4年ほどではじめてきちんと把握しました。
ゴハンやお風呂といった毎日のルーチンを決めておくことで、自分の調子がいいか悪いか分かるようになり、自分に優しい環境を作ることで自宅でも集中して執筆や勉強をすることができるようになりました。
自分の居心地がいい部屋とはどういうものか。
どれくらいの食事量なら苦しくならず、かつ快適に動けるのか。
朝起きてから夜眠るまで、どうすれば心も身体もつらくならずに1日を過ごせるのか。
そういった自分が発している情報のひとつひとつに真摯に向き合い、誰でもなく自分自身をいたわるということを学ぶ日々です。
以前も書いたけど、生活保護を受給し始めたばかりの頃の、
「わたしはこんなに元気なんだから、ゆっくりしていていいわけがない」
「わたしは元気だし、すぐ働けるようにならなきゃ」
「わたしは、他の“本当に”困って生活保護受給するようになったひととは違うんだから、すぐに仕事を探さなきゃ」
「グズグズしていられない」
そんなふうに考えて、疲弊しきった頭と身体と心を酷使しさらに追い詰めてしまっていたことを思い出します。
そして、今となっては、自分が傷つき続けた日々のことは、まぼろしのようにとても遠く感じます。
あんなことが本当にあったのかなあ?
あんなに怖くて不潔で痛いことが?
そうに訝ってしまうほど非人間的な扱いは、でも夢でもまぼろしでもなく実際にわたしに起きたことでした。
自分の傷つき続けた時間と、自らを癒しいたわるためにかけている時間について、考えないではいられません。
わたしが性風俗に従事した期間は、15年ほどでした。
そして生活保護を受給するようになって、4年が経ちます。
性風俗でもがき続けた15年間を思えば、生活保護で静かに暮らしたこの4年間は、わたしにとって間違いなく必要な時間でした。
自分をいたわり、癒すことに専念した4年間です。
4年をかけて、ここまで回復することができました。
夏から始めたアルバイトは徐々に出勤時数を伸ばし、遅刻欠勤早退なく勤めています(12月は風邪で1日だけ休みました。残念)。
時々、帰り道を歩きながら「わたし、普通に暮らせてるなあ」と思って、嬉しくなります。
なんとなく今年のまとめ記事的なものを書き始めたら、またもやダラダラと長くなってしまいました。
それにしても、来年はもうちょっと計画的かつ定期的に更新ができるといいなあ。
そうそう「今年のあなたのnoteまとめ」という通知が来たので見てみたら、今年の更新は24本だったそうです。むしろ20本以上あったのか!
最近はアルバイトにもいくらか慣れてきて、気力体力的にも少しだけ余裕が出てきました。
これからも無理なく働きながら、もっとたくさん文章を書いていきたいし、最終的には生活保護廃止につなげられるといいなと思います。
ホント、くれぐれも無理なく。
最後になりますが、生活保護受給を考えている方の相談窓口、寒さ厳しい中で食べるものや住まいに困っている方への支援についてまとめているサイトがありますので、リンクを掲載させていただきます。
こんな年末の際ではなくもっと早くに拡散したほうがよかったのですが、なんにせよ必要とする方に届いてほしいと思います。
年が明けたら性風俗から足を洗いたい、いい加減辞めたい…と、思っている方も、ぜひ参考にしてみてください。
🔗年末年始の生活困窮者支援活動全国一覧PDFデータ(厚労省)
2024年も応援ありがとうございました。
2025年もよろしくお願いします。
皆様もどうか、暖かくしてお過ごしください。
では、また。