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声優さんの仕事場で高揚するのって罪ですか。罪ですよ。罪ですね

ハイ! こちらは『大學奇譚 葉落々の準備室』です! 
最近、よく自動ドアに挟まれるでおなじみの私、月見葉落々がばっちりご案内します! なんで? 私ってそこまで存在感ない?

さて、今回の葉落々の準備室はサークル近況報告回です! ノベルゲーム『大學奇譚』制作の進捗状況をリポートしましょー!

『大學奇譚 CASE2』のキャラクターボイスをスタジオ収録してまいりました!

まずは私たちの依頼を受けてくださった声優の皆様方、収録の場を提供していただいたスタジオ様、ありがとうございます! 大変お世話になりました!

アニメや映画吹き替えとはベクトルが異なるゲームのキャラクターボイス収録。動いている絵に声をあてるのと違って、キャラクターの文章イメージに合うように演技しなければならないアフレコ現場。

実際のアフレコ現場

みなさま、収録の様子ちょっと気になりません? 私はとっても興味があります!
どんな風にキャラクターボイス収録が行われたのか、今回収録に同行した当サークルスタッフもりさんにお話を聞いてみたいと思います!

──まず収録スタジオの雰囲気を教えてください! プロの制作現場の環境とか、声優業の仕事場の空気感とか、スタジオに入った時の第一印象はどうでした?

もり: 「ここはあの場所だ!」と思いました。レコーディングや録音の動画などでよく見るあの場所。まさにそれが目の前にある! 音響回りの複雑な機械が沢山あり、誤って壊さないように気をつけようと……。さすがに壊すことはないとは思いつつ。

──ボタンやスイッチ、レバーがたくさんあると、とりあえず軽くひねってみたくなりますもんね。
声優さんの演技に関してですが、このシーンの台詞はキャラクターの心境はこういう状態でこんな思いを込めながらとか、声優さんとの演出上の打ち合わせ等ありましたか?

もり:もちろんです! 今回はシナリオの原作者A氏も同席していたので、このシーンはもっと落ち着いた感じでお願いします等のディレクションを行っていました。
私自身も、少し印象が違う部分は原作者に確認した後、音響監督を通して声優さんに共有してもらいました。

──収録ブースの中で演技している音声ってブース外でも聞こえるものなんですか? それともヘッドホンして機材を操作してる人だけに聞こえるものですか?

もり:操作室にいる人はみんな聞こえてます。ただ、演技している録音室にはこっちの操作室の声は聞こえないので、声優さん方はドキドキされるのかなぁと感じました。リテイクで撮ったセリフに対して何か操作室でみんな険しい顔で話してるんですけど、的な(笑)。

──プロフェッショナルな声優さんでもさすがにそれは気になっちゃいますね。声優さんって、普段の声と演技に入った時の声質ってやっぱり違ってくるものですか?

もり:それはキャラによると思います。比較的地声に近い役もあれば全く違う役もあるので。
ですが、声優さんの実年齢がまだ30代でも、60代の渋みのある役をされるような世界なので、演じる役の幅がとても広いお仕事だと感じました。
表情や挙動、仕草を使うことなく声だけで感情を表現することの凄さを体感できました!

── 何か思ってたのと違うとか、逆にぴったりイメージ通りだったとか。収録の現場に携わってみて、何か気付いたことはありますか? 

もり:ゲームの収録ってひたすらに喋るんだなぁ、と思いました。アニメのアフレコしか見たこと無かったので。シーンをまたいでぶっ通しで台詞を繰り出してきます。
あとは、録音とは声優さんが自分の解釈をぶつける場所なのだと感じました。たとえば、このシーンは怒りMAXで、とか、ここは静かに怒る、とか、台詞に鼻笑いを混じえながら、とか。台本のト書き指示がなくてもキャラクターの心情を理解して自身のキャラクター解釈で表現して下さっていました。
もちろんその表現が違う時はこちらからディレクションします。声優さんはまた違った演技を聞かせてくれます。お互いの解釈をぶつけて理解し合う。そこで演出側の意図を汲み取れる方が上手な声優さんなんだと伺いました。

──それこそプロの仕事って感じですね。
で、気になる各キャラクターに起用される声優さんが誰なのかですが、発表までもう少しお待ちください! 葉落々の存在感はどうなるんでしょうか?

『大學奇譚 葉落々の準備室』今日はこの辺で!

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