四月の魚 エイプリルフールを哲学シャーク!
朗報!
『大學奇譚 葉落々の準備室』でお馴染みの私、月見葉落々が『ほぼ葉落々』としていよいよネット実装いたします!
葉落々の身体データを1mm単位で完璧に再現した3Dモデルをベースに、ヴァーチャルサイジングされたVRコスチュームを蒸着! 人体を構築する関節およそ260箇所にマーカーが設置されたモーションキャプチャースーツはアクターの挙動をリアルタイムでモニタリングします。バイオメカニクスと人間力学を学習させた人工知能がモーションキャプチャーをサポートすることで、より自然なアクションがVR空間で再現されます! これでVR葉落々を360度ありとあらゆる角度から観測することが可能です! そこまでやりながら、葉落々のインターネットレディオ『壊れかけのヨナキウグイス』ではウグイスのような私の美声だけお届けしちゃいます! 魅惑の葉落々ボイス、まもなく降臨!
詳しくはこちらをご覧ください!
インターネットラジオ「壊れかけのヨナキウグイス」よろしく!
というわけで葉落々の『哲学シャーク・オブ・ザ・デッド!』の時間がやって来ました!ネットミームと化したサメのごとくにターゲットを丸呑みする。そこに物理的化学的電気的にサメ意識は存在するのか。それが哲学シャーク!
今回の『大學奇譚 葉落々の準備室』は哲学回! 「エイプリルフール」を哲学シャークします!
『四月の魚』
まあ、なんて物思いに耽りたくなる素敵ワードなんざんしょ! 『四月の魚』とは。まるで歪んでしまった家族愛をテーマにした家族経営フランス料理レストランの再生物語。映画化されたら「ラスト三分、あなたは必ず騙される!」的な煽り文句が聞こえてくるようです。
そうです。『四月の魚』とはエイプリルフールのことです。フランス語では「四月一日の嘘をついてもいい日」を『四月の魚』と言います。さすがは文学の国フランス。いちいちお洒落で高尚な言い回しざますね。
でもそもそものお話、エイプリルフールってなんで嘘をついてもいい日なんでしょうね。これがおもしろいんですよ。
エイプリルフールの起源には幾つかの仮説があります。
・イングランドの王政復古の記念祭「オークアップルデイ」が由来説。
・インドでは春分から三月末まで悟りの修行が行われるが、四月になったらすぐに迷いが生じてしまうので四月一日を「揶揄節」と呼んでいる説。
・フランスのシャルル9世が、それまでの新年の日だった3月25日〜4月1日を改めて、1月1日を新年とする暦を採用。それに反発した庶民が従来の4月1日を嘘新年と馬鹿騒ぎをした説。
などなど諸説あるようですが、実はこれだって説得力のあるルーツが未だ決定されていません。世界的に見ても「4月1日は嘘をついてもいい日」とするエイプリルフールの起源はまったく不明なようです。
何故4月1日なのか。何故嘘をついてもいいのか。何にもわかっていません。何それ。起源がわからない謎の風習が世界中に蔓延ってるってこと? 日本では『四月馬鹿』、中国では『万愚節』と呼ばれるくらい世界規模のイベントだというのに、ルーツもルールも何にも判明していない。すごい習わしですよ、『四月の魚』ってば。ちなみにこのおフランスな魚はサバらしいです。美味しいですよね、炙り〆サヴァ。サバ? サヴァ(ça va)? さすがこんなとこまでフランス!
ハイ? エイプリルフールにはルールがあるんですって?
嘘をついてもいいのは四月一日の午前中のみ?
……今何時?
というわけで、葉落々のインターネットラジオ「壊れかけのヨナキウグイス」計画はプロデューサーさんに頑張って実装してもらいましょー!
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