【イギリス】 Carisbrooke Castle - English Heritage
今回訪れた English Heritage 管理の施設は Carisbrooke Castle (カリスブルック城) です。
The Isle of Wight (ワイト島) 旅行記の一部を先行して抜き出しています。ワイト島旅行記はこちら↓
English Heritage で訪れた場所をまとめたマガジンはこちら↓
カリスブルック城の場所
イングランド南部に浮かぶ島、ワイト島北部の街、Newport の近くにあります。
カリスブルック城の歴史
カリスブルック城は、ワイト島にある歴史的な城で、中世からの長い歴史を持っています。もともとはサクソン人が築いた要塞でしたが、ノルマン征服後に石造りの城に改築されました。14世紀にはフランス軍の攻撃に耐え、後にエリザベス1世の治世下でさらに防備が強化されました。
カリスブルック城は、イギリスの歴史においていくつかの重要な瞬間を見届けてきました。その中でも特に有名なのは、チャールズ1世の幽閉と脱出未遂の出来事です。イングランド内戦の最中、王党派と議会派の争いが激化する中、チャールズ1世は1647年にワイト島に逃れましたが、捕えられてカリスブルック城に囚われました。
1648年、彼は窓からの脱出を試みましたが、窓枠に体が挟まり失敗。その後も脱出計画は続けられましたが、結局彼は逃げることができず、翌年にロンドンで裁判にかけられ処刑されました。この事件は、イギリス王政の崩壊と共和制の成立に直結する重要な出来事でした。
カリスブルック城は、その後も歴史的な役割を果たし、19世紀にはビクトリア女王の娘、ベアトリス王女がこの城を居住地としました。また、第一次世界大戦中には、兵士たちの訓練場としても使用されました。
※ ChatGPT によってサマリー生成後、微調整
写真たち
先日訪れたドーバー城と比べると小規模でしたが、見どころが詰まっていました👀
城
四方を塀で囲っている感じになっていたので、まずはそこに登って見回りをすることにしました😬
充分見て回ったので、下に降りて礼拝堂に向かうことにしました。
礼拝堂
ロバ
カリスブルック城には、古くからドンキー (ロバ) が飼われており、特に水車の動力源として利用されていました。城の井戸は非常に深く、当時の技術では手動で水を汲み上げるのは困難でした。そのため、ロバが大きなホイールを回して水を汲み上げる役割を果たしていました。ロバは強く忍耐力があり、こうした重労働に適していたため、城の重要な労働力として長い間使われていたのです。
今日では、この伝統を維持しつつ、観光客に対するアトラクションとしても、ロバが展示されており、彼らの役割を紹介するデモンストレーションも行われています。
※ ChatGPT によってサマリー生成後、微調整
小美術館
最後に立ち寄ったのは小さな美術館です。コンパクトにまとまっていて見やすかったです。
カリスブルック城は、そこまで広くなく、さくっと見て回れました。城壁を歩いて回れたし、小さな美術館まであって充実の施設でした。
English Heritage によるカリスブルック城の紹介動画↓
最後までお読みいただきありがとうございました。
個人的メモ
支払済年会費: £100.80 (Joint Membership)
累計入場料: £217.40
今回入場料: £22.60 (£11.30 - online adult without donation x 2)
お得: £139.20
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