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13話目 ピーターティールがfacebookの社外取締役を退任。

えづれです。本日は結構大きなニュースが入ってきましたね。ピーターティールがfacebookの社外取締役を退任しました。
https://jp.techcrunch.com/2022/02/08/2022-02-07-peter-thiel-to-leave-facebook-board-which-you-probably-forgot-he-was-still-on/

ティールにとっては今年の選挙は、まさに「人生を賭けた勝負」で、
共和党(トランプ再出馬する可能性もあり)に絶対勝たせたいでしょうから、このタイミングで引いたのかと。Facebookとインスタを欧州から撤退する可能性にも示唆したとのこと。

https://www.nbcnews.com/tech/tech-news/sensitive-claims-bias-facebook-relaxed-misinformation-rules-conservative-pages-n1236182


元々、FACEBOOKは、「日本」に上陸したのも早かった。
気づいた時には時すでに遅し。日本のプライバシーデータはここ15年間近く、抜かれっぱなしなのですよね。個々人の属性データやマーケティングにおいてもfbはやっぱり最も優れたデータ会社だといっていいでしょう。

FBは、顔出し基本実名なので、政治家や経営者・財界の人もやってることが多く、やはりプライバシーデータやコンテンツを通じたパーソナライズデータをダダ漏れさせていることに気づきにくい。

先日のAppleによる広告トラッキング制限と同時に、FACEBOOKの「メタ」化で「メタバースとゲーム」の会社になって、この10年間大枠で動かなかったインターネット世界にようやく地殻変動が起こってきた模様です。地殻変動の背後には、常に立役者「ピーターティール」がいました。(日本の90年代の政界再編における「小沢一郎」さんみたいなもんですw)

・NFTの未来予想をどう見るか

メタの株価が暴落し続けていますが、同時に今のNFTマーケットは「バブル」です。しかし、このバブルをどう肯定するかどうか。
否定派はもちろん、「そんなもの」はゴミにすぎない、投機市場だ、というわけですが、どうなのでしょう。それは短期的・一方的な見方だと思いますね。
インターネット初期でも、当時のビジネス雑誌などを読むと、「こんな通信技術、しょぼすぎて使われるわけないだろ」って結構な人がほざいてました。
Amazonやアリババによるeコマースの電子決済と商取引の莫大な増加の可能性を見抜けなかった人は多かったのです。

やはり、インターネットのある意味で、その成立時からの「王道」は、「ゲーム・エンタメ」領域なのですね。これは1993年の商用利用解禁時から、実はずっとあります。
METAやNFT、メタバースにしても、バズワードなので陳腐化しますが、
結果的にゲームやエンタメの王様としての地位を固めていきそうですね。

今後、NFTバブルは終息して、普遍的なコンテンツやエンタメ市場になっていく、育っていくでしょうが、この分散型のブロックチェーンが代替化していくのは、「行政の枠組み」と「公立教育」でしょう。
医療データはなんだかんだ医者たちがまだ数年は支配し続けますが、
教育データは、そもそも民間の学習塾の多くが握っていますし
生徒やその親も「偏差値」じゃない指標をもっともっと多く求めているので
そのこと自体は受け入れやすい
はずです。

どのプレイヤーが参入しても面白いはずです。

基本的にピーターティールの動きで、基本的にアメリカのITは決まるといっても過言ではありません。彼はFACEBOOKへの投資でも、圧倒的な「逆張りパワー」で勝ち続けています。

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