297 岡田斗司夫の2028年の未来予測が面白い。
岡田斗司夫の2028年の未来予測が面白い。
基本的に彼の予言は結構的確に当たっている。2008年ごろに今のSNSインフルエンス力、すなわち信用評価経済圏や2012年ごろにニコ生主や「YOUTUBER」の到来を予言していたこともある。
そしてYOUTUBEが主戦場になる元タレントや女優、アイドルなどの参入も一気に加速化することも予言している。
そんな彼が唱える次の未来予測が、2028年ごろまでにAmazonが狙うのは「不動産」だという仮説。
「多品種少数生産でニッチニーズ」という、まさにAmazon的。
「本屋」のロングテール向けECで始めたのと同様の市場。
そして、Amazonの狙いは、地球上の「あらゆる土地や家屋」に「Amazonレビュー」がつけられること。この「Amazon不動産」では「借りる人・貸す人」も信用評価経済に晒される。「借りる」人も「貸す」側もレビュー化される。「ゴミ出し」がしっかりとできる人かどうかは信用にかかわる、というわけだ。そしてAmazon不動産によって昔なら駅前にあっただけの本屋と同様、よくわからないぼったくりの不動産屋や、コネクションや「紹介」というブラックボックスが健全に透明化される。
考えてみれば、「本屋」も「2012年ぐらい」までは、世界中・日本中で、地域の駅前本屋が支配し、牛耳っていた。それが一気にロングストックのオンラインカタログの中からをネットで1クリックで購入決済できるようになった。Amazonを敵対していた出版勢力も今ではキンドルやiPadで電子書籍を読んでいる。
=Amazonは2028年ごろには、「インターネット書店・動画コンテンツ販売事業者」・「総合ロジスティクスカンパニー/エブリシングストア」から「すべての不動産・土地を売買貸借させるインターネット不動産屋」に変わっているーーーこれは当たると思う。
ほかに、「独自コンテンツ」や「ワンエンドユーザー時代」の終わりもあった。
そして、近年のV-TUBERに伴う、「生身の俳優・アイドル」の「世襲制・身分化・貴族化」の話も興味ふかい。
確かに原田美枝子の娘が女優になっていたり、確かに芸能界も二世三世が増えている印象。松坂桃李と女優さんが結婚したり、俳優同士の結婚して子供もまた俳優やモデルに「再生産」されていく。まさしく身分制である。
戦後に生まれたニュー職業「アイドル」ももう60年ぐらい経過して、2代目・3代目になる。階層化されて、再生産されていく、というお話。
芸能=社会関係資本ということですね。
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