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東洲斎写楽 / メトロポリタン美術館
147 ファミリービジネスの教科書
会社はまず「ファミリービジネス」を目指すべきだろう。
日本でも同族経営・家族経営は多い。「サントリー(鳥井家・佐治家)」「キャノン(御手洗家)」「キッコーマン(茂木家)」などが有名だ。
名実ともに日本トップとも言える「トヨタ」は創業家・豊田家が実は資本や経営決定権は握っていない。「HONDA」に至ってはもはや経営も資本も本田家とも一才関係がない。
同族経営は「お家騒動」など、ネガティブに語られがちだが実際には優良企業の方が多い。サントリーのように製造に10年以上かかる「ウィスキー」に投資し、貯蔵し、実験するには同族経営・非上場のプライベートカンパニーの方がやはりいい会社であり続ける。
ファミリービジネスは日本で、おおよそ8割以上を占めると言われている。今後事業継続や相続でも揉めることが最も多い事業形態でもある。
ここをエンパワーメントしていくことは日本のソフト・知財力にもつながる。
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