テレワーク・在宅勤務で気持ちよく仕事をするための8つコツ〜自宅仕事を14年続けてた働く母ライターからの提案〜
コロナウィルスで在宅勤務となり、テレワークをする人が増えているのではないでしょうか。
が、「テレワークで酒量が増えた人たち」という記事も見かけたりして、慣れない環境で仕事をすることの難しさを感じている人も、多いのではないかなと思っています。
そこで今回は、自宅仕事を14年続けてた私が、ふだんどんな風に家で作業をしているのか、テレワーク・在宅勤務で気持ちよく仕事をするための4つコツをお伝えしたいと思います!
【自宅で仕事をするにはコツがいる】
フリーランスになってから14年。ずっーと自宅で仕事をしてきた私も、最初は家で仕事をすることにぜんぜん慣れませんでした。
会社に行かなくていいという解放感はすごい!結果、昼間さぼってしまって徹夜をして原稿を書いたり、朝起きられず、お昼頃に起きるようになり…と
どんどん生活リズムが、乱れていってしまいました。
ですが出産後、育児も平行しつつ仕事をしなければいけない状態となり、
限られた時間を使っていかに仕事をするか? いろいろ試行錯誤する中で、
ようやく気持ちよく仕事ができるようになりました。現在、在宅勤務で
試行錯誤している人のヒントになれば…!
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さっそくですが、その8つのコツとはこちら!
(1)生活リズムを崩さない
(2)仕事をする時間を決める
(3)人前に出られる格好をしておく
(4)家の中に仕事コーナーを作る
(5)仕事モードに切り替えるための儀式を作る
(6)To Doリストを作る
(7)机には必要なもの以外置かない
(8)1日1回は外に出る
(1)生活リズムを崩さない
まず始めに、生活リズムを整えることは、すごく大切です!自宅勤務の場合、出社しなくていいぶん何時に起きようがいつ働こうが、本人の自由です。
が!
この自由すぎるのが、実はやっかいです。
私はフリーランスになってから、自分を律することの難しさを痛感しました。出社しなくてはいけないというルールの中で生きてることは、なんて楽チンだったのだろう。
会社に行かない代わりに、そルールをゼロから自分で作らなければいけない。
自由だけど、自由すぎて一体どうしたらいいのか? 考えるのすら面倒で、会社勤めに戻りたいなぁと思ったことも、数知れず。
でも、自分にとって心地いいルール、ルーティーンさえ作ってしまえば、自宅勤務は快適そのものです!
生活リズムを崩さず、暮らしを整えるためにできること。それは、具体的には、朝起きる時間と夜寝る時間を決めて、そのリズムに則って暮らしていくこと、と私は考えています。
独身の頃は、丸1日どの時間もすべて自分のために使えていたのですが、子供が産まれてからはそうもいかず、限られた時間にしか自分のために使うことが出来なくなりました。
ですが、そのおかげで、強制的に効率よく働かざるを得なくなり、今では子どものお陰で生活リズムも整い、快適に仕事ができるようになりました。
朝起きる時間、寝る時間を決める。あとはお昼ご飯(昼休憩)を取ること。
このルールを守るだけでも、かなり生活リズムは整うはずです。
(2)仕事をする時間を決める
在宅勤務をする社員がさぼらないように、カメラで監視しているところが
あるとかないとか?
先日Twitterでそんな投稿を見かけたのですが、ワーカホリックな私はその逆で、仕事をしすぎないように気を付けないと、いつまでも仕事をしてしまいます。
さぼってしまうという心配のある人も、仕事をしすぎてしまう人も、要は働く時間を決めておけば、それを防げます。
私は娘が保育園に行ってくれている間、つまり9時〜18時を仕事の時間としています。
私は放っておいたら、いつまでも働き続けてしまうのですが、18時に娘が帰宅することで強制的に仕事ができない状態になるため、それをタイミングとして仕事を終えるようにしています。
「今ちょうど原稿がのってるときだから、もっと書いていたい!」と思うときもあるけれど、強制的に終わることで無理をすることなく、安定して働けるような気がしています。
(3)人前に出られる格好をしておく
家で仕事をするからといって、パジャマのまま作業をしていると、まぁ楽なんですが、そのうち気が滅入ってきます。
こんなだらしない格好をした自分、ダメだなぁという罪悪感がじわじわと湧いていて、気付かないうちに、ダメな自分モードに入ってしまいます。
なので、誰にも会わない日であっても、自分の好きな服を着て仕事をするようにしています。
自分の着たい服。着ていて気分の上がる服。ちゃんとした服を着ることで、気持ちが切り替わるのだと思います。
あと、化粧も最低限しています。日焼け止めを塗って、薄いファンデーション、それに眉を描くくらいですが…。
ここ数年は、毎朝、保育園に娘を送っていく担当になったので、ホント最低限人に会える格好をするようになり、これがとてもいい効果となって表れています。
だらけたまま仕事を始めると、だらけたまま終わるのだけど、ピシッと始めると、ピシッと終われる。
要は気持ち次第なんですが、気持ちが乗らないと、仕事もはかどらないですもんね。
(4)家の中に仕事コーナーを作る
家のリビングにいると、どうも気持ちはリラックスモードのまま。仕事をする気持ちに切り替えるのも、なかなか難しいです。
家は「くつろぐ場」であるので、それは当然のことだと思います。
なので、私は家の中で「ここでは仕事をする場所」と決めて、そこに移動して仕事をするようにしています。
すると、やたらと部屋の掃除がしたくなる!ということもありません。
リビングで仕事をしていると、ちょっと家事を済ませておこうかなと思ったり、テレビも置いてあるため、ちょっと見てみようかなぁってなったり、ソファに横になってみようかなぁ、そのまま昼寝…と、誘惑がたくさんあります。
仕事部屋が作れない場合は、どこか部屋の一角、コーナーだけでも確保するといいのかも。
とにかく「くつろぐ場」と「仕事をする場」を分けると、一気に仕事モードになれます。
自分の仕事コーナーに出勤する気持ちでいるといいのではないかと思います。
(5)仕事モードに切り替えるための儀式を作る
朝、仕事をする前に私はちょっと一手間かけて私はちょっと一手間かけて
飲み物を用意しています。
インスタントコーヒーではなく、ドリップでコーヒーを淹れたり、チャイを作ったり。
手間をかけるといっても、ほんの5分程度のことですが、ちょっと時間をとって作業をすることで、「さぁこれから仕事だぞ」と気持ちを切り替えるのにすごく役に立っています。
会社員の頃は、通勤のため電車に乗ったり歩いたりするうちに、仕事モードに切り替わるのでしょうが、家ではそれができません。なので、これは自分で「仕事モード」に切り替えるための儀式。
最近私の中で流行っているのが、ライター塾の会場にもなっている「保存食lab」で購入したチャイ。きちんと紅茶を煮出すところからやっています。
おいしいおやつも用意して、自分で自分の機嫌をとりつつ、自分で自分に「さぁ、がんばれよ〜」って応援して、仕事しています(笑)
(6)To Doリストを作る
仕事を始める前に、今日やるべきことを書き出していきます。始めにこの作業をしておくと、今日するべきことが明確になり、余計なことをしなくて済みます。
あとは、その日どんな作業をしていたのかも分かるように、やったことも全て可視化できるようにしています。
メールの返信、資料を読むなどなど、そういう細々とした仕事が重なると、
時間ばかり経って、おまけに何のやった感もないということがつづいたときがありました。
作業にやたら時間はかかるのに終わってみると「え?今日1日何してたんだっけ?」と達成感のないことが、異様に腹が立ってきて(笑)、昨年からこの作業を追加しました。
◎◎◎さんへメールの返事
資料を送るための準備
■■■■で打ち合わせ
△△さんに原稿を送る
★★★★の原稿を確認する
やるべきこと、もしくはやり終えた、どんな小さな作業も書き出していく。
やりおえたらチェックを入れて、小さな達成感を感じつつ、仕事をするのです。
これをしておくと、「え?今日1日何してたんだっけ?」と自分を残念に思うこともなく、あぁ、これだけやったのか、頑張ったな私!と自分を労うことができます。
(7)机には必要なもの以外置かない
テスト勉強をしないといけないときに限って、部屋の片づけを始める人っていませんか(それは、わたし)。机のまわりが散らかっていると、どうしても気が散ってしまうので、デスクの上に置くものは、仕事に必要なものだけにしています。
原稿を書く間は、SNSの通知も切っています。とにかく音が鳴らないように、
集中力が切れるようなものはなくすようにしています。
とにかく!今!私は!原稿を書くんだ!と決めて、ほかの何からも邪魔されない環境を作って、集中してやるようにしています。
(8)1日1回は外に出る
ずっーと家にこもっていると、何だか気が滅入ってくるので、1日1回は外に出て、太陽の日を浴びるようにしています。今は、保育園の送り迎えのタイミングがそれなのですが、保育園で出る以外、外出していない日が増えているので、ウォーキングの習慣を作りたいなと今は考えています。
あと、ずっーと座り続けていることは、喫煙するより体に悪いと本で読んでからは、タイマーを使って、時間が来るとまめに立ち上がるようにしています。私はポモドーロ・テクニックというのを取り入れており、25分集中し、5分休憩するというサイクルでやるようにしています。
【まとめ】
ポイントは、切り替え・メリハリなのかなと書いていて思いました。
家にいるという状況は変わらないけれど、【仕事モード】と【リラックスモード】をうまく自分で切り替えること。
ルールさえ自分の中で作ってしまえば、テレワークは快適そのもの。
満員電車に乗らなくてもいいし、仕事と仕事の合間には家事もできるし、他の人から話しかけられて仕事を中断することもない。毎日自分の好きな服を着られるし、ラジオが流れていたり、誰かが電話をしていたり、気になる音の中で仕事をすることもない(私は無音の環境でしか原稿が書けません)
たまに誰かと会話したくなることはありますが!誰かとの雑談で気持ちが前を向くことはよくあって、そういう、たわいない雑談ができる環境がないのは寂しいなとは思いますが、Twitterでつぶやけば、誰かが反応してくれて、それである程度満たされています(笑)
私は基本1人が大好きなので、自宅で仕事ができる時代になって本当に良かったな!と思っています。
以上、自宅で働くときのコツ8つを紹介しました。
テレワークをする上でのヒントになればいいなと思います!
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