通信制高校こそ学校のデフォルトになるべし!
以前 通信制高校の説明会に行った感想をまとめてみました。
多彩な特色 きめ細かなサポート 無理の無い学びのスタイル そして何より「なぜ学ぶのか?」への答えがある。多数派のための学校は生徒をワクにはめる。それが全て悪だとは言わないが、納得できる内容かどうかの違いはは大きい。到底納得のいかない理不尽が多いと思う。
不登校になる人は理不尽への耐性が低い。それはむしろ「資質」と言い換えていいかもしれない。理不尽を感知して身を守っているのかもしれない。多数派は耐性があるばかりに理不尽を問題視できなくなるばかりか可塑性のある貴重な時間を無駄にしているかもしれないのだ。
通信制高校はレールから外れた人をレールに戻すためであってはならない。社会に出るまでの猶予を作ることだけでもいけない。もしそうであるなら、理不尽な社会に出たとき改めて脱線するだろう。
通信制高校の多様な学びこそが共育のデフォルトにふさわしい。多数派の学校は変わらなくてはならない。通信制高校に大いに学ぶ必要がある。日々を過ごすのに理不尽への耐性を要求される「システム」は見直さなくてはならない。
そして、その先にある社会もまた、今のままではいけない。全ての学校は既存の仕事に生徒をはめ込むだけでなく、時代にあった新たな働き方を、多様な学びを体験した人達とともに創るのだ。
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