コロナウイルスに自分の人生を託すな!
いよいよ明日、東京でも緊急事態宣言が出されると新聞やニュースで取り沙汰されています。
日本の場合、緊急事態宣言を発令したとしても、海外ほどの強制力はなく、「お願い」や「指示」といったものに留まるそうです。
「不要不急の外出を控える」という言葉が今年の流行語になるんじゃないかと思っているのはきっと僕だけではないと思いますが、毎日の仕事が不要不急だとしたら、今までやってた仕事ってなんだったんだって思ってしまうのは僕だけでしょうか?
さて、今日はある会社の社長と仕事の打ち合わせをしました。
この会社は創業5期目に入ったばかりのベンチャー企業で、この会社の社長は視野の広い方で、話をする度に、自分の視野の狭さに気づかせてくれます。
今日も例に漏れず、社長の視野は広く、僕の視野は狭かった。
このコロナウイルスが今後世界にどんな影響をもたらすかについて、社長は真剣に考えていました。
社長曰く、コロナウイルスが収束することはなく、「不要不急の外出を控える」風潮は延々と続き、人と人との距離は物理的にも精神的にも離れていく。家からあまり外に出なくなると経済は停滞し、お金が無くなり生活に困る。国は国民を助けるためにお金を刷りまくる。そうすると当然、お金の価値はなくなっていき、ハイパーインフレが起きる。さらに、輸入も止まり、日本の食料が尽きてくる。人間は2週間もご飯を食べなければ致死率は90%以上、3週間食べなければ餓死してしまう。そうなると人々は食料を奪い合うようになり、最終的には戦争という手段をとり、世界の情勢はさらに悪化していくことになる。
社長は、そんな世界にしないためにも、日本中、世界中に作物を効率的に育てる栽培キットを拡散させようと考えていました。今の内に借りられるだけのお金を借りて、そのすべてをキットの製造に突っ込み、少しでも多くの食料を生み出す基盤づくりを進めておこうと本気で考えていました。
傍から見れば、行き過ぎた妄想野郎の暴走に見えるのかもしれません。
でも、社長はそんな馬鹿な人じゃありません。
むしろ自分の想像している未来を見直してみてください。
コロナウイルスは数カ月もすれば収束し、世の中は元通りとなり、コロナウイルスってあったよねって笑いながら話してるようになる。
なぜ、コロナウイルスが数カ月で収束すると思えるのでしょうか?
今、アマゾンでもコロナウイルスが拡散しています。これは気温の影響を受けないことを意味し、夏になってもコロナウイルスが収束しないことを意味しています。
ワクチンができてコロナウイルスが収束するという未来を想像している人もいますが、いったい誰がワクチンを作れるのでしょうか?
ペニシリンと言われるワクチンがありますが、あれは偶然の産物で生まれたワクチンです。同じ偶然が起きてワクチンが開発される確率は果たして何%でしょうか?
さらに、ワクチンが市場に出回るには1年は試験期間が必要とされています。さらに、このワクチンを今の世界中の人たちに行き渡らせるくらいの量を製造するのにいったい何ヵ月かかるのでしょうか?
全員がコロナウイルスにかかれば免疫ができて、自然と収束されていくという仮説。
そもそも本当に免疫ができて、もうかからなくなるのでしょうか?免疫ができるまでどのくらいの時間がかかるのしょう?他の動物にもコロナウイルスは感染していっているので、そこでまた新たな形でウイルスが発生したらどうするのか?
楽観的に物事を捉えるのは勝手ですが、結局それは、コロナウイルスは自分の問題ではなく、誰かが勝手にどうにかする問題で、自分たちは安全な場所で誰かがどうにかしてくれるのを待ちますと言っているのと同じことだということです。
つまり、あなたの人生がどうなるかは、コロナウイルス側が握っているということになります。
コロナウイルスが早期に収束すれば今までと同じ人生を送れる。
コロナウイルスが長期に長引けば、自分の仕事はどうなるかわからず、生活もどうなるかわからない。
僕らは日本という恵まれた国に生まれ、恵まれた教育を受けて育てられました。
そんな僕たちが現実から目を逸らして、誰かがどうにかしてくれるのを待つのはちょっと違う気がします。
僕たち日本人が世界のために今できることは何かを考え、積極的に行動していくべきなんだと思います。
みんなで考えましょう!
Save the earth, Save the human.
僕も考えます。
このブログでまたこの続きを報告します!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?