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本物しか生き残れない時代が、もうそこまできている


ちょっと熱を出して休んでいる間に、様々なニュースに触れました。(安心してください。コロナじゃないですよ!)

テレビやSNSではコロナの話題ばかりで不安をみんなで煽りあってます。
なんだか不思議な雰囲気。だれも本当のことはわからないのに、自分が信じる正義の名の下に、外出自粛や買い溜め禁止を謳っています。

「自分が信じる正義の名の下に」と書いたのは、こんな時に居酒屋や飲食店集まって食事をするのは不謹慎ということを言う人がいますが、居酒屋や飲食店の人は、どうやって生計を立てていけばいいのでしょうか?

と、ここからが本題。

今、様々な価値観がぶつかり合っています。ある意味、コロナウイルスは人類の倫理観を試す機会を与えているのだと思います。
今回のコロナウイルスは、若者は重体化しづらく、この外出自粛はコロナウイルスに感染しないようにというよりは、高齢の方に感染させないようにという狙いがあります。

しかし、ちょっと過激なことを言うと、今、人類が抱えている問題、食糧問題やエネルギー問題を解決するためには、実は高齢の方の人口が減った方が、長期的に考えれば人類にとってプラスかもしれません、
日本でも問題になっている高齢者の自動車事故問題や年金などの社会保障問題も解決するかもしれません。

と、クールなフリをしてこんなことを言っていますが、もし僕の親がこの高齢の方の括りに入れられてしまったら、全力で否定します。
あなたの親が亡くなった方が人類のためだからとか言われたら、全力でそれを言った人間を殺しに行くかもしれません。自分の大切な人を守りたいと思うのは誰しも思うことなのではないでしょうか。

さて、これがこれから起きる社会の縮図です。
こういった大きな経済環境の変化の中においては、価値観のぶつかり合いが起き、自分の身は自分で守る、自分の大切な人は自分で守る必要が出てきます。

でも、自分一人の力で大きな社会から守ることなんてできないので、自分が信頼をおけるコミュニティに身を託すことになります。
それが会社だったり、地域であったり、友人だったりするわけです。


これがモノを買うという行為にも現れてきます。
どういうことかというと、どんなモノを買うか?よりも誰から買うか?がより重視されるようになるということです。

今まではマスに向けて商売を行うことが一般的でしたが、これからは個人、あるいは同じ価値観を持つコミュニティに向けて商売を行わなければ、モノを買ってもらえなくなります。


10,000人のSNSのフォロワーよりも、100人のコアな交流会メンバーの方が重要になってくるということです。
もし、僕が無一文になって、ご飯を食べられなくなったとき、10,000人のフォロワーは僕にお金を恵んではくれませんが、100人のコアな交流会メンバーはご飯をおごって助けてくれます。
これは会社組織においても同じことが言え、大企業ほど、社員間の繋がりが弱く、一緒に働いている人の顔と名前が一致しません。そんな同僚が自分のピンチを助けてくれることはありません。こんな時はベンチャー企業や中小企業の方が組織としての力を発揮しやすいのかもしれません。


では、10,000人のSNSのフォロワーよりも、100人のコアな交流会メンバーを集めるためにはどうすればいいのか?

それが本日のタイトルの「本物になること」です。
本物には2つの軸があって、クオリティと熱量です。
クオリティは、同種の中であって圧倒的に品質で勝っているものであれば「本物」と呼べるものになります。
これは価値観関係なく、多くの人に認められるものになりますが、クオリティによる本物の問題は、本物は1つしか存在できないということです。
2位以降のものは本物と比較して偽物となってしまいます。


もう一つの熱量による本物とは、その商品を取り扱っている人の想いが本物であるということです。
そのモノが好きという熱量に順位はなく、その想いすべてが本物です。
なので、みんなその熱量に惹かれ、共感し、その人の下に集まるのです。


これからの時代を生き抜くためには、クオリティを磨くのではなく、熱量を高める方向に思考をシフトしていくと、仲間が増え、ビジネスも上手く回っていくようになるのだと思います。


ということで、今日はこの辺で。
感想、コメントお待ちしていまーす!


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