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【新ビジネスモデル】飲食店の未来成長戦略

今日ようやくアベノマスクが自宅に届きました。もうすぐ緊急事態宣言が解除されますが、やっぱりこんなタイミングになっちゃうよねって半ば諦めのような感情もありますが、日本人としてこんな日本を変えるのは自分しかいなんと勝手に使命感を感じている高橋です。

今日は飲食店の経営者向けにウェビナーを開催しました。
募集期間は1週間ちょっとでしたが、30名ほどの方にご参加いただけたので、少しでも情報ほしいと考えている人が多いんだなぁと感じました。

ウェビナーのテーマはこのコロナショックを乗り切るための融資と補助金・助成金だったけど、僕はそんなその場しのぎの内容を話したところで誰も救えないと思ったので、僕が考えるこれから起きる未来について話をしました。

僕たちができることは今を変えることだけ。まだ訪れてない未来に触れることはできないし、過ぎ去った過去に触れることもできないから、今のことに集中することが大事だと思ってます。
でも、だからと言って今を今のために生きたら、未来は自分ではコントロールできなくなってしまうので、どんな未来を自分で作っていくのかをイメージしてから今に集中するっていうのが正しい方法だと思います。

端的にいうと、今回みたいなコロナショックは予測できないし、そんな当たらない未来予測なんてしてないで、未来創造をしようということですね。

どんな未来を作っていくのかを考えるときに、今、すでに作られている未来があるので、すでに作られた未来を把握することは必要です。この未来のことを先行きと呼びます。
例えば先行き人口が減少していく。今の赤ちゃんの数を見れば今後の人口動態の把握可能だし、今の未婚率や離婚率を考えれば今以上に人口は減少傾向に向かっていくことは確実です。これは予測ではなく事実です。

未来とは今とは違う状態を未来と呼ぶと僕は定義しています。
だから、100年経っても何も変わらないならそれは未来ではないし、5年後でも今と大きく変化しているならそれは未来です。
だから、未来は予測するものじゃないし、そもそも予測なんてできないものなんです。
なので、みんなが呼んでいる未来は未来じゃなくて先行きなんですね。

どんな風に変えていこうか、どんな未来にしていこうかって考えるのが正しい未来との付き合い方なんだと思います。

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さて、ここからが本題。

じゃぁ先行きどうなっていくかですが、一つは消費税増税です。
今、国が企業や個人を保護するためにお金をばら撒いています。国の財政は不安定になるので、税収を増やして今回の支出を補おうとします。
とはいえ、世の中は未だ不安定。生活必需品の増税はできないので、贅沢品に対する消費税を上げることになります。何パーセントまで上げるかはまだ不確実ですが、今の10%が20%になる可能性もあります。そうなった場合、外食産業は一気に淘汰されていくでしょう。
そもそもテレワークやオンライン営業は今回のコロナの影響で普及が加速していくので、オフィス街は閑散化して、ランチも飲み会も今まで通りの売り上げは見込めなくなります。そんな中で消費税増税になれば飲食店の数は今の半数以下になります。

でも一方で家で過ごす時間が増えるので、美味しいおかずを売るお店やテイクアウト、デリバリーの専門店が増えます。

では、この中でどんな差別化を図るべきか?
そうです。テイクアウトやデリバリーをすることで収益化を狙う飲食店さんは多いと思いますが、それでは今後来るテイクアウト・デリバリー専門店競争で負けます。
今までは多少売り上げが小さくてもギリギリの利益でお店を経営していくことができましたが、テイクアウトになれば単価が下がり、利益率も下がります。今までの外食をするという雰囲気に対して料金をもらうことができなくなります。競合は他店だけじゃなく、家庭のおかずも競合化するのです。

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