「御神木(ごしんぼく)について
〈目次〉
1.御神木とは、神聖な存在を象徴する樹木
2.御神木は特別な存在
3.御神木 写真ギャラリー
1.御神木とは、神聖な存在を象徴する樹木
御神木の多くは、天にそびえ立つ巨木や樹齢数百年とされる老木など、非常に力強い生命力を感じさせる樹木です。
その特異な外見や巨大さから、畏敬や畏怖の念を抱かせることもあり、崇拝の対象とされています。
また、御神木は枯らすことや汚損すること、そして伐採することが禁じられていることがほとんどです。
御神木の種類はさまざまで、神域や神社の伝承によって異なります。
伊勢信仰では杉、天神信仰では梅、熊野信仰ではナギ、住吉信仰では松など、それぞれの信仰に応じた種類の樹木が御神木として祀られています。
特に常緑樹が多く、青々と茂った葉が特徴です。
2.御神木は特別な存在
御神木は特別な存在であり、触れたり抱きついたりすることは避けるべきです。
そういった行為は、根や幹を傷つけたり、信仰の対象を忌避する行為となります。
日本書紀には、孝徳天皇が生國魂神社の木を伐採して宮殿を造営したところ、神様の怒りに触れて宮殿が損壊したという記述があります。
このように、神社の樹木をむやみに伐採することは、神道の思想に反する行為であり、神の怒りを招くことになります。
御神木を保護するためにも、御神木に触れたり近づいたりすることは避けたほうがよいでしょう。
3.御神木 写真ギャラリー
御神木は神社の象徴的な存在であり、神聖さと神秘性を感じさせてくれます。
参照元: 「宮崎神社」Webサイト
以上