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【概要】沖縄県の歴史


かつて、沖縄県は、琉球という一つの国だった。1429年、尚巴志(しょうはし)という人物が、各地の有力者を一つにまとめて琉球という国を建国した。

首里城を国の中心とした琉球は、さかんに中国や日本、アジアの国々に出かけていき、たくさんの品物の売り買いを行った。

そのころの那覇の港は、海外から運ばれた物や外国人であふれたといわれている。この時代は「大交易時代」とよばれている。

1609年、琉球は薩摩藩(=今の鹿児島県)からの侵攻を受けた。ちょうど日本では江戸幕府が始まったころだった。

この時代、琉球は日本文化の影響を受けて、さらに特色ある文化を育てていった。

明治時代になると、450年間続いた琉球という国はなくなり、琉球は沖縄県となりました。

太平洋戦争が終わりをむかえようとする、1945(昭和20)年3月、アメリカ軍が沖縄に上陸した。激しい戦いが行われ、沖縄に住んでいた人々約10万人をふくむ、たくさんの人たちが亡くなった。これが「沖縄戦」である。

戦争が終わると、1972(昭和47)年5月15日に日本へ復帰するまで、沖縄はアメリカによる統治が27年間続いた。その間に米軍基地が建設され、今も存在している。

首里城正殿


琉球王国時代につくられた、
首里金城町の石畳道(いしだたみみち)


沖縄本島中部にある
中城城跡(なかぐすくじょうあと)の石門


1975(昭和50)年の
沖縄国際海洋博覧会後につくられた記念公園


参照元: 「沖縄県庁公式ホームページ」

以上

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