北海道北見市の玉ねぎ
カレーや肉じゃがなど食卓に欠かせない玉ねぎ。その6割を北海道が生産している。そして、北海道の中でも北見市は全国の2割にあたる玉ねぎを栽培・出荷している。北見市は日本一の生産量の玉ねぎを全国に送り出している。
明治の初めに札幌で栽培され始めた玉ねぎが北見に伝承されたのは1917年頃である。冷涼な気候に合う玉ねぎの栽培は市内に広がり、いまでは日本一の生産地になった。
■生産量No.1の理由
北見市は降水量が少ない。季節により1日の寒暖差が大きい気候で育つ北見の玉ねぎの特徴は、球がしっかりとしまっていて、加熱することで甘みがぐっと強まる点にある。
北見市は玉ねぎ栽培に適した気候条件である。
また、種をまく時期をずらし、8月〜翌年4月まで継続して玉ねぎを長期出荷できるよう、工夫をこらしている。
雪深く、寒さ厳しい2月から種まきを始め、ビニールハウスでしっかり苗を育て、4月下旬頃からは畑へ植え付ける。
そして草取り、根切り、収穫、乾燥を行う。
生産者が手間ひまかけて栽培し、栽培技術の向上や品種改良を重ねたことで、北見市は日本一の玉ねぎ生産地になった。
■ご参考: 玉ねぎ料理 写真ギャラリー
参照元: 「北海道北見市『食と観光』ガイド オフィシャルWEBサイト」
以上
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