昭和レトロ/ ボンカレーのホーロー看板(女優 松島 容子さん)
昭和レトロを感じさせる代表格は、ボンカレーのホーロー看板(女優 松島 容子さん)です。
ボンカレーの発売当初、販売促進のために貼られた、このホーロー看板の総数は9万5000枚に上りました。
現在、頻繁に見かけることは少ないかもしれません。女優の松山容子さんがボンカレーのホーロー看板のある場所を三ヶ所ご紹介いたします。
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都電荒川線の三ノ輪橋停留場。
都電荒川線は東京都荒川区の「三ノ輪橋」から新宿区「早稲田」までの約12㎞を、50分ほどで結ぶ路面電車(軌道線)です。
かつて路面電車は多距離、多路線で展開されていましたが、1960年代ころから廃止され、現在東京を走るのは、この都電荒川線と東急世田谷線の二線のみになります。
昭和に活躍した路面電車に乗ってみると、車両や停留場など、随所に昔懐かしい雰囲気があふれます。走行スピードも時速数十kmくらいです。コトコト揺られ過去にタイムスリップした感覚がします。
東の始発停留場、三ノ輪橋があるのは荒川区南千住一丁目。下町風情が色濃く残る地域です。
現在も、この三ノ輪橋駅舎に、松山容子さんのホーロー看板は掲げられています。停留場の雰囲気をつくる重要な要素として、これまた懐かしいオロナミンCや金鳥蚊取り線香、亀の子束子(たわし)の看板と一緒に設置されています。
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次に、JR目黒駅西口を出て、雅叙園を左手に見ながら急こう配の行人坂を下り、お花見の時期には見事な桜が咲き誇る目黒川を渡ります。
ホロー看板はその先の交差点、レトロの店と銘打った居酒屋さんにありました。
ボンカレーのホーロー看板のほか、ビールや日本酒の縦長の看板、「小金井←→大宮」といった行き先表示板(方向幕)など、さまざまな昔懐かしいアイテムで外装が彩られています。
そこだけが、昭和の空気のまま生き残ったかのようです。
実はこの居酒屋さん、今は店舗として営業されていないとのこと(ワイン居酒屋になって、近辺に移転されたようです)。
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最後に、東京を離れ、横浜市営地下鉄のセンター北駅から歩いてすぐのショッピングモール(神奈川県横浜市都筑区)です。
いわゆる郊外型ショッピングセンターでアパレルショップなどが数多く出店しているのですが、その中にある駄菓子屋さんの店舗正面に、ボンカレーのホーロー看板が掲げられています。
駄菓子屋さんですから、親子連れや子供同士のお客さんがたくさん来店し、とても繁盛している様子です。昔懐かしい商品から、最近のキャラクターグッズまで取り揃えているため、小さな子供ならきっとワクワクして、あれこれ買いたくなるのでしょう。
この駄菓子屋さんはレトロなパッケージが目印の沖縄限定ボンカレーが売られていたのは珍しい品ぞろえです。
この商品は、世界初の市販用レトルトカレーとして1968年に誕生した発売当時の味わいをそのまま残しています。
まさに「昭和の生き証人」とも言えるボンカレーです。
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以上、三カ所をご紹介しましたが、松山容子さんのホーロー看板は昭和の代名詞のような役割りを果たしていると言えそうです。
参照元: 「ボンカレー」Webサイト
以上
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