受け止めるのが1番のお薬かも
こんにちは。eyecocoroです。
私が不安障害だったころのお話です。
心が折れてしまって引きこもっていたのですが、会社には休職扱いにしてもらっていたのでGP(家庭医)に
「会社に行くと体調が悪くなるので行けません。」
と4週間に一度一筆書いてもらわないと行けません。
その時に、薬は飲みたくないからカウンセリングを受けたいと専門家に連絡してもらい、カウンセリングを6週間受けたことがある。
1回目だったか2回目だったかのカウンセリングの日。
何かの質問のついでみたいな感じで
「外出時にこういうことを何回も確認する癖がある。不安になって目的の駅まであと1駅なのに確認しに戻ったことがある。」(いわゆる、強迫性障害である。)
と言ったところ、返ってきたのは
「そうなのね。」
である。何かアドバイスがあるわけでもなく、それについて話すわけでもなかった。
だけど、不思議なのはその日から私は、その確認作業をしなくなった。
たった、その一言で!である。
今まで、10年以上前だったけど日本人のイギリスで資格を持つ人のところにカウンセリングを受けに行ったこともあるし、今回のカウンセリングの半年前に日本に一時帰国をしたときにセカンドオピニオンを求めてメンタルクリニックにも行った。そこは専門医の資格を持つ先生のところだった。
しばらくして、いろんなことが落ち着いた時に、私は同じことを話しただけなのに何が違うんだろうか…?と考えてみた。
もちろん私の経験値は10年前とは違う。でも、日本のクリニックに行ったのは半年前。
イギリスの資格を持つ日本人の方は、イギリスの大学を卒業。メソッドが大きく違うとも思えない。
今回、私を担当してくれたのはイギリス人でイギリスの大学を卒業。経歴を聞いてアラサーぐらいかなと思う。
最初の二人は今現在でアラ還くらいかな。
メンタルケアに関わった経験年数は日本人のお二人の方が上である。
最初の方は10年前だったことを差し引いても。
他にもいろいろ違いを並べてみたけれど、明らかに違ったのが
この話をした時の、最初に出会ったお二人と今回担当してくれた方の最初の反応(第一声)である。
私はこの3人に同じことを話している。
当時から10年前の方
「それをしないことで、何か困ることはありますか?」
当時から半年前の専門医の方
「その場から離れるのが一番です。」
今回の方
「そうなのね。」
心理学を勉強している今ならわかる。最初のお二人の言葉が間違っているわけじゃないこと。
当時の私の心の中は、
「困らないかもしれないけど、せずにはいられないんですよ。」
「それはそうでしょうけど、それができないんですから。」
だけど、「そうなのね」と言われた私は、「そうなんですよ。」と思うと同時になんとなく受け入れられたと感じていたような気がする。
一旦受け止める、認めるそれだけで、本当にただそれだけでいいことをこの時に学んだ。
今、全く症状が出ないわけではないけれど、ストレスがある程度かかった時に出てくることがわかった。
その確認作業しているなと感じたら、ストレス溜まってるんだなと認めてその対処&休むようにしている。
☆本日の自己免疫力育てポイント☆
まずは、受け止めてみる。
#心理学 #強迫性障害 #不安障害 #マインドセット #自己免疫を育てる #心の健康は体の健康 #潜在意識