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🇫🇷パリ旅行記⑭_6日目午後

ルーブル美術館の続きです。
結論。オーディオガイドを使いながらの見学では、リシュリー翼の半分までしか見れませんでした!


シュリー翼1F

お昼を食べ終わってシュリー翼へ

古代ギリシャ、ローマ美術

赤絵式陶器と黒絵式陶器がめちゃくちゃたくさんある。その区別、学生の頃やったなと思いつつ、まだ作品見ただけではどっちがどっちだかわかっていません。
古代ギリシャ美術もシュリー翼1Fとドノン翼0Fに分かれてるので頭が混乱します

全部ギリシャの壺なんだぜ

古代エジプト美術

エジプトは1Fと2Fに分かれていて非常に見づらい

セティ1世の副葬品

古代イタリア・オリエント美術

古代イタリアの陶器の棺桶
ルーヴル美術館はぐるっと回れそうで、途中の部屋が通行不可なため計画的にぐるっと回るができず、あっちこっち迷って順路が全然わからなくて非常に見づらいです。
以前もシュリー翼1Fと0Fをぐるぐる迷ってて、係の人に聞いてもわかっていない感じでした

シュリー翼2F

有名なフランス絵画がモリモリ展示してあります

フランス絵画

ではいってみましょう

トルコ風呂
アングル作
ドノン翼1Fのオダリスクと同じ作家です。
ただしこちらは80歳過ぎての作品。80過ぎても全裸大好き。
本場トルコ風呂(大衆浴場)の入り方とこの人の絵が変に重なって日本ではトルコ風呂=風俗になった気がする。
余談ですが、本場トルコ風呂はお立ち台に全裸で立たされて、マッチョなおばちゃんが、金タライいっぱいの泡だったお湯をコントのようにぶっかけてきて、お立ち台に寝かされて垢すりの手袋でガンガンに揉まれるので、綺麗なお姉ちゃんが泡風呂でエッチにマッサージしてくれるわけじゃないです。
昔、トルコ出張行った男性が本場のトルコ風呂を楽しみに行ったら、おっさんに全裸にされてメチャクチャに洗われて泣いた話を聞きました
浴女
アングル作
上のトルコ風呂と同じアングルの女性ですが、こちらはアングル28歳の作品
アングルのアングル…
どっかに貸し出してるのか、額縁だけの空間
いかさま師
ラ・トゥール作
マグダラのマリア
ラ・トゥール作
屍衣の上に横たわる死せるキリスト
フィリップ・ド・シャンパーニュ作

シュリー翼1F

2Fのフランス絵画はシュリー翼とリシュリー翼に渡り広大ですが、シュリー翼攻略のため、一度1Fに降ります

装飾美術/ヨーロッパ

ヨーロッパの貴族や王族が実際に使用していた調度品の陳列や、その部屋の再現が試みられています。
ヨーロッパの貴族から、マリーアントワネットの私物まで、年代も地域もそれなりにまとまりつつ、それなりにメチャクチャに置いてあるので、全部理解ができません

妖怪・青いぐるぐるうんこ
の入れ物にしか見えない
贅を尽くした調度品やアクセサリの数々
机に日本の蒔絵の蓋っぽいものがはめられていて、日本じゃこんな使い方しないだろ。という驚きがあります
ガラス綺麗に撮れた。近接撮影に強いちょっといいコンデジ持ってって正解でした
この日本の文箱は、ちゃんと文箱として使われていたようで安心しました
謎の足がついちゃってるけど

シュリー翼0F

古代オリエント、古代エジプト、古代ギリシャと私の推しが詰まっている場所ですが、時間の都合上半分も見れませんでした

古代エジプト美術

こちらは石棺やミイラなど、比較的大きくて重いものを展示しています

ジェドホルの石棺の蓋
プトレマイオス朝時代のギリシャ人の棺
マトリョーシカのようになっている
ネコチャン一列に並んでカワイイネ像
(多分バステト神集めたやつ)
こっちは食べ物入れる壺だっけ?
で、こっちはミイラの内蔵入れる壺った気がします。
それぞれの神様の壺にどの部位入れるかみたいに決まってた気がする
一番奥の黒いのがエシュムナザール2世の石棺
大きい石棺ごろごろしてる

古代オリエント美術

古代オリエントは近隣のヨーロッパ、アジア、ギリシャ、イスラム、エジプトと似て非なるデザインで非常に興味深いんですが、戦争や治安によりなかなか観光しづらい文化圏にあるため、私にとっては貴重な場になっています

この置物、ルーブル一カワイイと思っています。
エジプトの青いカバみたいにぬいぐるみにならないかなー
ダリウス大王宮殿の中庭にあった、ガラス張りのレンガで作られたライオンのレリーフ
紀元前500年頃
アケメネス朝ペルシャの首都、スサから発掘された
ダレイオス1世の宮殿の謁見の間の柱頭
紀元前550〜紀元前330年
メソポタミア文明・首都や宮殿を守った人頭有翼獅子像
ハムラビ法典
世界史で出てくる、目には目を、歯には歯を
でお馴染みの人類最古の法典です。
この石いっぱいにたくさんの楔形文字であれこれ書かれています

ここでタイムアップ。
全然時間が足りませんでした。
有名な絵画美術品以外は興味ない。という人でも1日、他もじっくり見たい!という人は3日はとりましょう。の規模です。
私は以前、かいつまんで有名な作品は1日かけて全部見ていて、前回は行かなかったヨーロッパ美術や古代ヨーロッパ彫刻など見れて、とりあえず全部見れたなという感じですが、同行者のわかさんは、ミロのヴィーナスもラムセス2世の巨像も見れませんでした。
昨今では毎週金曜日に夜間拝観を行っているので、滞在時間を延ばせると思います。

お土産

頼まれていたカバのぬいぐるみや、お土産を買いました。
館内-2Fにあるギフトショップは18時半までやっているので、18時に美術館を追い出されても、ギリギリ滑り込めばお土産は買えます

このカバのお土産、種類が沢山あって全力で可愛がってる割にどこにいるか前回もどこにいるのかわからなかった。エジプト部屋のどこかにはいるらしいので、また見にこないといけなくなった

モンパルナスへ

美術館近くからモンパルナス直通のバスが出ているので待っています。
最近のパリは自転車使用者が多く、自転車専用レーンなど作られて移動が快適…
と前情報で読んだのですが、全然そんなことなくて渋滞中の車を縫うように縦横無尽に自転車やLOOP、セグウェイやセグウェイの電動一輪車、時にはローラースケートやスケートボードがぐいぐ入り込んできて、交通が麻痺気味になっています。
アジアの交通で自転車やバイクがメチャクチャに走ってるのがもっと酷くなった感じです。
そのせいか、しょっちゅう救急車やパトカーなどの緊急車両が通るから余計に麻痺しています
モンパルナスタワー
まだオリンピックしてた
モンパルナス広場
謎の日本料理屋
だいたい寿司と刺身と焼き鳥を一緒に提供しています。
でも、そんなに悪くなさそうな店が増えた印象です。
20年くらい前に初めてパリに行った時は、食べたらお腹壊しそうな謎の日本食の店がちょっとあったくらいでした

夕飯

以前たまたま入ったらめちゃくちゃ美味かったので、再びパリにきたら絶対ここのアリゴ食べるんだ。と食べにきました。
あと、牛肉がずっと食べたかったんですが、なかなか牛肉を扱う店に巡り会えなかったので、ここなら絶対食べれる。と思っていました。
ホテルからも徒歩圏内です

夜のテラス席は冷えるのと、物売りやスリ、物乞いがひどくて食事をゆっくり楽しめないので中にしています。
あと、テラスは喫煙席なので、喫煙者が多い欧州では非喫煙者でタバコの臭いがダメな人には結構キツイです
レアな牛肉〜チコリを添えて〜
むしろチコリが主役レベル
これが、アリゴです!雑にいうとフランスの田舎風マッシュポテト
アリゴはトムフレッシュチーズという、ほとんど熟成させないチーズを使います。
そのチーズじたい日本で需要はないので取り扱っている店がなく(あっても個人輸入や予約で高い)、どうにか食べられないかと「モッツァレラやピザ用のチーズでできます」と書かれたレシピで作ってみましたが、味が全然違います。
ピザ用チーズで作ると塩気が多く粘度が高くしつこい味になっていました。
このアリゴを肉やソーセージにつけて食べるのが非常にウマイです

ここの店員さん、ノリは良いし、しょっちゅう何かを色々勧めてきてフレンドリーなんですが、2つ以上注文すると必ず1つ何かを忘れる呪いにかかっているようで、サーブは早いから、あまり遅いようだったら聞いてみてください。

あと、I love Japanと言われることが多くなったなーと思い、日本の先人たちや日本のポップカルチャー作った人に感謝と、自分もオタクなので、オタクで良かったと思いました。


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