新卒入社した会社を退職しました。
タイトルにもある通り、新卒で入社して2年間働いた会社を3月末で退職することになりました。
3月後半は使えていなかった有給休暇をフル活用し、インドに行ってきました。
昨日帰国したのですがまだお腹が痛いです。
インドは嘘つきが多い、すぐ騙されるそんな印象をお持ちの方も多いと思います。僕も身構えていったのですが、意外にも親切で人懐っこい人が多いです。
また、ガンジス河にある火葬場にも行きました。
ヒンドゥー教では、死後にこの火葬場で死骸を焼却し、遺灰をガンジス河に流してもらうことが最大の幸福と考えられています。
目の前で人が焼却されている瞬間を見たことで生と死について考えさせられる機会となりました。そこで感じたことはまた別の機会にでも書こうと思います。
前置きが長くなりました。
一応退職というのは節目っぽいので今の気持ちを誰に向けてでもなく書き殴ろうと思います。
まず、新卒で入社した会社は業界でいうと「人材」。その中でも一つの業界に特化して採用支援をする会社でした。
僕は何をしていたかというと、自社の専門媒体の広告枠を売るいわゆる「求人広告」の法人営業です。アポ取りから商談、運用までを一気通貫で行っていました。
1年目は神奈川県のエリアを担当させていただき、中小法人の新規開拓を中心に行いました。
1日4商談を組まないと外出してはいけないというルールがあったので、毎日ヒリヒリしながらも新規の荷電をしまくってました。
入社当時は全く売りが立たず、月次の予算も未達続きでした。
今でも忘れない。入社3か月目の夕方。役員の方から1on1の面談がGoogleカレンダーで飛んできていて、話したこともないし自己紹介でもするのかな〜と思って臨んだら、未達について激詰めに遭うという事件。
1時間以上みっちりつめられ、最後には「どうやったら腹くくれるの?」という質問をされ、これが社会人か、、これが営業か、、と感じさせられる瞬間でした。
ちなみに同期も同じ日に詰められ翌日から来なくなりました。元気してるかな。
こんな出来事もあり、がむしゃらに駆け抜けた新卒1年目でした。結果としては単月新規法人契約数の社内ギネスを更新することができました。
結果だけ聞くと華やかですが、何百回、何千回と断られて何度も恥をかいて、かなり泥臭いことをやってきた自負はあります。
そんなこんなで2年目に突入し、東京の大手法人を担当することになりました。これが自分にとってはかなり大きな転機でした。ずっと尊敬していた先輩が担当していた役割を担うことになったのです。
東京の大手法人は会社の営業社員の中で最も予算が高く、ここがコケると法人営業全体の売上に大きな影響を及ぼすという役割でかなりのプレッシャーでした。最初は本当に断ろうと思ったのですが、担当していた先輩から
この言葉をかけていただいたことで何とか2年目もやり切ることができました。業務量とプレッシャーとの戦いで、終電ダッシュの日もしばしばありました。2年目の方が圧倒的にきつかったですが、こんなにも仕事に熱中して、本気で向き合える機会はなかなかないだろうなと思います。
まだまだ至らないところも、学べることも多々ある状態ですが、入社当時から決めていた「1年半~2年で学んで辞める」という自分との決め事を守る形で辞める決断に至りました。
身の丈以上の仕事をさせてもらった会社には感謝しかないです。
また、良い意味でも悪い意味でも新卒扱いしない会社だったので、新卒で入社できて本当に後悔ないです。
そして、次は何をするかについてですが、
え?転職するの?と身近な方であれば突っ込まれそうですが、転職します。
ずっと、個人事業主として独立するためにこの2年間は朝と土日の時間を使ってサイト制作とブログ執筆をしてきました。
独立するための営業スキルをいち早く身につける為に会社も選びました。
自分も次が転職になるとは考えてもいなかったですが転職します。
理由は結構シンプルで、独立を一旦ステイしてでもやりたいことができたといったところです。
たまたまご縁があり代表からお声がけいただき、営業コンサルの会社でPM(プロジェクトマネジメント)業務とプレイヤー業務の両方を行います。
なお、正社員3人目でジョインすることになります。
スタートアップ中のスタートアップですが、より手触り感を持って事業を作っていくフェーズを経験することは、自分が独立する際にも必ず役に立つと確信しています。
また「地方の人に向けたキャリア教育」という最終的な目標はブレていないので、その為にどんどん自分のレベルを上げていきたいと思っています。
お腹が痛くて集中できなかったことにより、まとまった文章を書けた気がしません。
しかし、インドで爆発的なエネルギーを浴びたので、明日より新天地で頑張りたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます!それでは!