大人の友情の築き方と自分の保ち方
26歳の今、私は海外で暮らしている。
知り合いは多くとも、友人と呼べる人は少なく、人間関係を一から構築している。
その中で学んだことを綴ろうと思う。歳を重ねた私が読んだ時に、当時は勇敢にそう生きてたなとフッと微笑んで頂くことが目的だ。
すぐに安心できる友人はできるだろうと思っていたが、海外に移って一年が経った今、そううまくはいかないと気づいた。
要素として大きく3つあると推測している。また学びがあれば更新しようと思う。
「友人」ではなく「競争相手」へと変化する可能性がある
→海外で生活する日本人という共通の属性に含まれた今、純粋な友人としてではなく、比較対象として眼差されることが自然と増える。
ライフスタイルをリサーチする会話がデフォルトとなり、共通点があれば友情へと発展できたり、その逆も然り。
さらに気をつけるべきは比較対象として意識されて互いに競い合ったり不安に思う関係になることだ。
今は競争相手へと発展することを防ぐ方法をやっと一つ学んだ。
それは「多くを共有しすぎないこと」だ。
悩みがあっても比較やコンプレックスを彷彿とさせる要素を含む場合は共有しないことに尽きる。時には小さな嘘も人間関係をうまく回す上で必要になると言われるが、まさにこの場合に活かすべきことなのかもしれない。おもむろに「利益」を求める人もいる
→出会った当初から付き合う上での利益を見抜いた上で付き合う人が一定数いる。Give&Takeのバランスに違和感を感じたり、感情的なつながりが感じられずにより孤独を感じさせる関係性へと発展するリスクがある。
そんな彼らと健康的な友人関係を気づく上で、大事なことを一つ学んだ。
自分が自立した上で(自分にまつわることは一人で決断できるマインドセット)友人関係を築く意義をハッキリもっておくことが必要だと学んだ。
その上で利益ばかり求める人とも付き合う理由があれば納得感を持って付き合えるだろうし、そうでなければ早々と心を決めれる。
つまるところ、自分が何を考えて何を求めているのかを細分化して認識することに尽きるのかもしれない。自分の不安を埋めてくれる関係性を友情に求めている人もいる
→大人になっても多くの「不安な人」「不足している人」と出会う。
自身の脆弱な部分を友人に相談して客観的な意見を頂けたり、慰めて頂くことで前へと進めることは確かだ。
ただし社会人になって時間に制限が増えた今、彼らの負担を一友人であるがゆえに一緒に負うというのは明らかにToo muchである。
そこで大事になってくるのは友人への礼儀と弁えを自分の中で明確にし、それ以上を望まれた時は「これ以上はできない」と言える境界線を持つことだと気づいた。
自分を大事にした上でしか他人は大事にはできない。もし貴方の境界線に満足いかない友人がいたとしたら、その友人は貴方の考えや時間を尊重していないという表れだ。
歳を重ねても傷つくことは多い。孤独を感じる時間も増えて余計に辛さを感じる時だってある。
その時にまずは自分の内部(気持ち、自分の生活リズム、自分の幸せ)を理解して大切にしよう。内部が穏やかな状態でやっと外部(家族、友人、社会)を大切にできるのだから。
自分の意識あってこその人生。感謝!
(キーワード:Stop being people pleaser, Keep refrain from oversharing, Being aware of self worth)
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