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趣味のものの遺品整理

父が亡くなった後、しばらくして自分が病院から家に戻ってきて、遺品整理をしました。

無線機と真空管

趣味(アマチュア無線)のものがほとんどだったので、最初は無線機や沢山の真空管を売却することを考えました。大阪・日本橋の無線ショップが真空管の買取もしているということだったので、相談して見積もってもらったら真空管はほとんど値が付かないということで、無線機とのセットで買い取ってもらいました。取りに来てくれたので、とても助かりました。

別途、真空管だけはネットで探した他の店にも相談をしたのですが、今、値がつくのはオーディオ用の真空管で、通信用の真空管(相手は「ラジオの球」と言っていた)は買い取れないと返事が返ってきました。

寂しいですね😢
オーディオ用の真空管もあるけど、うちに現役の真空管アンプがあるからその保守用として置いています。

周辺機器と部品類

無線機の周辺機器や部品はどうしようかと考えて、業者に売っても二束三文だから、メルカリを使ってみようと思いました。初めてのメルカリでした。

出品してみると、すぐに売れるんですよね。
無線パーツって、結構需要があるみたいで、かなり古いものだと但書をしていても売れるんです。
それで結構、長い月日をメルカリでの販売に費やしました。
電子部品は廃棄するのもはばかられる面があるので、買い取って使ってくれる人がいるのはありがたいです。

マニアが喜ぶような珍しいものもあって、中には当時の値段より高いだろうと思えるものもありました。(値段はその都度、ネットで相場を調べました)

今でもそういうの、集めてる人(使ってる人)がいるんだなあ・・と感心しました。

QSLカード

これが意外と厄介でした。

QSLカードというのは、無線で交信した証明としてお互いに発行するカードのことです。
多くの人は、自分なりのデザインやカードショップのデザイン、お気に入りの場所の写真、自分の無線機やアンテナの写真、移動運用した際の写真などを使ってカードを作り、そこに交信した際のデータや住所などを書いて送るのです。

なので、全部個人情報なんですよね。
写真やデザインも他人のものなので、SNSでうっかり紹介できないし、捨てようと思ってもシュレッダーを掛けないといけないです。

ということで、最終的にQSLカードがどっさり残ってしまいました。
今それを家庭用シュレッダーで一枚一枚、粉砕しているところです。
家庭用のは一度に沢山、カットできないし、しばらく使って温度が上がると安全装置が働いて止まるんですよね(汗;
だから一気に行けないんです😢

なんかいい使い道ないかなあ・・

と今だに考えながら処分しているところです。

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