シティポップ+80Sという異世界
note 休止中の投稿です💦
1980年代は夢のような時代で、シティポップの世界は日常とはかけ離れた世界、つまり別世界のようなものでした。
いま振り返ると、80年代は夢の中でした。そしてシティポップは異世界ですね。自分以外の同世代がどのような認識を持っているかは知らないけれど、少なくとも僕のなかでは
シティポップは懐メロではない
ということです。
シティポップには「シティ(都市)」という言葉が使われているとおり、単なる音楽ではなく、ライフスタイルを表現する音楽なのです。
僕らは歌のなかに出てくるようなライフスタイルに憧れていました。実現できそうで出来ないような程々の距離感にあるライフスタイルに憧れていました。
今から振り返っても、そのライフスタイルは手に入れられたわけじゃありません。今でも手に入れられないライフスタイルであることに変わりはありません。
むしろ、あの頃に存在したもので今は存在しないものがあるから、ますます手に入れることが難しい「憧れのまま」の世界なのですね。
たとえばSAAB
音楽と直接関係ありませんが、SAAB(サーブ)の車はおしゃれでスノッブなシティライフ(笑)の象徴でしたが、いまは旧車が残っているだけです。
思い出して中古をゲットしている人や、買い戻している人がいるかもしれませんが、SAABはある意味、失われた80sの象徴だといえるでしょう。
(SAABは第二次世界大戦後から2010年代後半まで存在した自動車メーカーですが、僕らのようなミーハーにとっては特に80年代のイメージが強いですね・・・僕らって勝手に言ってますが💦)
SAABへの憧れに似たイメージと、シティポップの世界に憧れるイメージは、時代が変わってもずっと同じなのです。
ただ、少しずつ輪郭がぼやけていっているだけなのですね。
94年モデルです↓
まとめ
これ以上語るとつまらなくなるからまとめに入りますが、あの頃の街の風景は、40光年先の宇宙を飛んでいます。
もしも光の速さ以上で宇宙に飛べるなら、その光景を見に行きたい気分ですね。今も確実に異世界に存在しているシティポップの歌の世界と80sは、過去というより現在のイマジネーションなのです。