角松敏生 "崩壊の前日"

1999年リリースアルバム "TIME TUNNEL" 収録曲

今年の初めにライブバージョンをシェアした。
阪神淡路大震災で被災した友人と神戸に対する思いを歌にしたものだという。

あまりこういう曲は好んでシェアされないが、僕は立派な作品だと思っているし、由来・意味合いがどういうものであれ、こういうバラードは基本的に好きである。
角松のなかでも好きな方の一曲だ。とても癒される。


内容に触れる。

人々が忌み嫌うような出来事のなかに真実があるような気がしている。
誰が悪いわけでもないのに、嫌われて、なかったことにされてしまうような出来事。
喜ばしい出来事も、悲しい出来事も、メモリアルであり、思い出されることがあっていい。意図して語り継ぐようなことまでわざわざしなくても、あるときふと、思い出されるようなものであればいい。

神によって召された人々の生涯にフタをして、自分たちは関係ないんだと思うことのないようにしたい。

以上、内容に触れた。

しかし今の僕は純粋に、この音楽を聴きたい。
そして少しだけ、あの頃の暮らしを懐かしんでみたい。

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