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読ませようとしている文章

「価値観を押し付ける」と言いますが、価値観も含めて「自分のこと」を他人に押し付ける人って、めったにいないと思います。身内ならあるかもしれないけど。

もし他人に対してそう感じるとしたら、相手は単に「言っている」だけに過ぎないのに、真面目に捉えて義務感を持ち、自分に押し付けていると受け取るからかもしれませんね。

読ませようとしている文章

読ませようとする文章があるとすれば、その内容は書き手自身のことではないでしょうね。

自分とは違う、社会的なもの。つまり自分の仕事だったり、作品だったり、世の中の出来事だったり、研究成果といったものを文章にするときは、強く他者を意識して書くのだと思います。
そういう文章が「読ませようとする文章」を生み出すのでしょう。

読み手の心得

読ませようとする文章には、社会的な示唆や誘導があり目的がはっきりしています。

読み手としては、その内容に興味を持つ限り、まっすぐに受け止めてその趣旨を理解することが必要ですね。
文章・内容について評価・議論するのは、その後の話になります。

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