Last Christmas and Last Holy Night
クリスマスソングは沢山ありますが
国内では山下達郎の「クリスマス・イブ」
海外ではマライア・キャリーの "All I Want for Christmas Is You"
あたりが最も人気のあるポップスではないかと思います。
マライアのはキリスト教の国の割にずいぶん派手なクリスマスだなと感じるわけですが、ある意味アメリカ的で、クリスマス商戦なんかにはぴったりのイケイケ感はありますね。
では、2番目は何?
と問われたときには、これはもうあらゆる候補が出てきて相続争いの様相を呈してしまいそうです。
そんな中で、少し落ち着き感のあるAOR的なポップスとして今回の2曲、ワムの "Last Christmas" と 杉山清貴の "最後のHoly Night" を挙げたいと思います。
Wham! "Last Christmas"
マライアの曲が出るまではまず一番に挙げられる曲ではなかったでしょうか?メロディ・リズムが淡々としていて、洋楽らしいお洒落感のある曲です。
個人的にこの曲から感じる「静かな日常のイメージ」はお正月にも合いそうな感じがしています。インパクトはないけど、飽きのこない名曲だと思うんですよね。
杉山清貴 "最後のHoly Night"
今回久しぶりに聴いてみて、"Last Christmas" と感じが似ているなと思いました。とくに序盤のリズム感というか・・音楽の専門用語では「コード進行」というのですかね。僕の理解が間違っていなければ。
ただこちらの場合は抑揚があり、サビもあります。日本人の好みとして、淡々としたものより抑揚のあるもの、ワクワク感のあるものが良いという見方からすると、より日本的な楽曲ではないかと思われます。
ということで、上記2曲が醸し出す雰囲気が、トップの2曲に比べると大人感があってしっとりしているということから考えて、次の和洋2曲として挙げるのには、十分な理由があるだろうと思いますね。
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