彼岸が無事おわる
なんというかうちの場合、祖父が見栄っ張りで「死んだら比叡山に」と多分言ったのだと思いますが、家から遠い遠い比叡山・延暦寺に、そこから縁ができまして・・
その後は祖母も入ったので、父が亡くなったときもほぼ自動的に比叡山になってしまいました。今は親子三人、仲良く入っています(笑)
母は「なんであんな遠いところにしたんや」といつも言いますが、近所に特段、ゆかりの寺があるわけでもないし、市営の納骨堂は満杯で入れなかったわけで、選択肢がそれしか無かったのです。
それで母は、納骨のときも彼岸も体調が悪くて行けず、今回のお彼岸で、ようやくタイミングよく行くことができました。
(本音ではあんまり行きたくなかったのかもしれませんが・・)
結果的には「行って良かった😊」と言っているので、無事に行けて良かったなあと思っているところです。
そりゃそうですよね。大きな阿弥陀様の前で、僧侶が何人も来て法要をしてくれるのですから。
日常を離れて、独特の空気感のなかでひとときを過ごせることは、それなりに意義深いと思います。
比叡山は遠いようで近いような微妙な距離感
家からクルマで高速を使って1時間半で行ける距離です。
遠いイメージがありますが、時間的には大したことがありません。ただ、休日などで高速が混んでいると2時間以上かかってしまいますが。
滋賀の大津から京都に抜ける「山中越え」と呼ばれる峠道の途中から、比叡山ドライブウェイに入って数キロほど走ったところに延暦寺があります。
途中は何もない山道で、尾根線に沿ってくねくねと上がっていくため、京都府と滋賀県を行ったり来たりします。
この記事のカバー画像は、ドライブウェイの途中にある「夢見が丘」という琵琶湖や大津市内が一望に見渡せる大きな展望台です。
この少し上に行くと、こんどは京都市内が一望に見渡せる小さな展望台があります。
ドライブウェイを走っていると、ずいぶん大きな山だなと感じます。
古代、ここに寺を作ったということが凄いし、織田信長がここを攻めたということも壮大だなあと思うのですね。
「比叡山そば」 が美味しかった
というわけで、無事帰ってきたわけですが、台風一過の後の急激な冷え込みで、山の上は寒かったです。
途中の高速もクルマは少なめで、比較的スムーズにアプローチできました。明後日の23日は彼岸の中日で休日なので、その頃は人出も多いかもしれませんね。
お昼は延暦寺のバスターミナルにある売店で「比叡山そば」を食べました。
温かいそばがちょうどこの季節に合っていて、気持ちも温かくなりました。
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