いい世の中は時の運
太古の昔から、世のため人のために尽くした人は数しれず。
それが何千万人いたとして、
ならば、飛鳥時代と比較して、今はものすごく幸せな世の中になったかというと、そうではないだろう。
歴史を見渡して、この時代は幸せだっただろうなと思える時代は、江戸時代の一時期ではなかっただろうか。
いい世の中は、意図して出来るものではなく、
また、いい世の中は、永遠には続かない。
誰もがいい世の中であって欲しいと願う。
でもそれは単なる願いでしかないし、そのために何かをしたとしても、いい世の中にはならない。
世の中とはそういうもの。
いい世の中は時の運。
願わくば、多くの人の運が良くなり、たまたま、いい世の中になるといいと思う。たまたま、いい世の中になってほしい。
運気を上げる
そのためにどうするかというと、少なくとも自分の周りの運気だけは上げる必要があるということ。
気の流れに敏感になり、そこに入っていくこと。
運が良さそうな人からは風を送ってもらう。
運が悪そうな人には風を送って爽やかにしてあげる。
少なくとも自分の周りは。
どんなに荒廃した世の中にいても、自分の周りだけはせめて明るく照らす。
誰かが照らしてくれるのではなく、神も仏も照らさない。
自分の周りだけは、自分で照らす。
それだけ出来れば、運気は上がる。
運気が上がった人が多ければ、いい世の中になるし、
少なければ、いい世の中にはならない。
それでも、自分の周りだけは、明るく照らされている。