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角松敏生 "All IS VANITY" のラスボス感
1991年にリリースされた角松敏生のアルバム "All IS VANITY" は哲学的な内容のアルバムでした。
楽曲リスト
夜離(よが)れ 〜YOU'RE LEAVING MY HEART
夏回帰 〜SUMMER DAYS
海 〜THE SEA
この駅から… 〜STATION
ただ一度だけ 〜IF ONLY ONCE
ALL IS VANITY
UP TOWN GIRL
DISTANCE
彷徨 〜STRAY AT NIGHT
WHAT IS WOMAN
タイトルから想像してください(笑)
このアルバムは多くの海外アーチストが参加しているゴージャスなものですが、角松ファンにしか知られていないような地味なアルバムでもあります。
ALL IS VANITY
アルバムの主題曲である "ALL IS VANITY" もファンの間では名曲だと言われている楽曲ですが、僕がこの曲は良いなと思ったのは、中盤からの長いギター・ソロがとても響いたからなんですね。
個性的な曲のため最初いきなり好きになるという感じではなく、まださほど慣れていないときに、夜のバスの中で何気にイヤホンでボーっと聴いていました。そうしたらギター・ソロが流れてきた時に違う世界に吸い込まれていくような感じがしたんですね。
その時に「あーやっぱり角松敏生はいいな」と改めて感じて、この "ALL IS VANITY" への理解が進みました。
長い楽曲の中盤以降に来る波のようなギター・ソロ
長く続くギター・ソロ
その辺りが、ここでタイトルに書いた「ラスボス感」なんです。
ギタリスト
この楽曲のソロ部分のギタリストは、アルバムの記述によれば Buzzy Feiten (Buzz Feiten バズ・フェイトン) というアメリカの人なんですが、僕はよく知りませんでしたがとにかく凄い人らしいです。詳しくはこちらで見てください。
そして NO TURNS TOUR のライブでメインのソロを演じた梶原順さんも凄いギターを聴かせてくれました。これはビジュアル的にも引き込まれます。もうこのソロ部分ばかり何回聴いたことやら・・
梶原順さんについてはオフィシャルサイトでご確認ください。
というわけで以下はオリジナル音源とツアーの動画です。
角松敏生はライブの充実感が凄くて、興味を持った方は是非、ライブの収録も見てください。僕はライブをリアルで見たことはないのですが、生はもっと凄い感動があるんでしょうね。
オリジナル版
NO TURNS TOUR ライブ
アルバム CD
アルバム "ALL IS VANITY" の他の曲も聴きごたえがあるので、マニアックな角松敏生が聴きたい人は聴いてみる価値があります。
僕は "海 〜THE SEA" や "彷徨 〜STRAY AT NIGHT" などが特に好きです。ギターの美しさが印象的なアルバムです。